夕方までは絵本を作っていた。
夕方からは大学時代のサークルの仲間との集まり。
鶏肉の美味しい店に行った。
それぞれが面白いことをやっていて、いつ集まっても面白い話が聞けるのが楽しいのだけれど、今回は後輩のTの話が特に興味深かった。
Tはこの春から某有名携帯サイトの企画運営に携わる仕事に就く。バリバリのビジネスパーソンで、喋る言葉には横文字が混じり、客観的な指標で物事を判断するタイプの人間だ(もちろん、優秀な人物なので、それだけの価値観に偏ることはない)。
ぼくたちは子どもと遊ぶサークルのメンバーだった。何人かの人間はサークルを卒業しても子どものことを考え続けている。そして、ビジネスパーソンの彼が夢を描く先にも子どもがいる。
子どもというと、自然がいっぱいで、生まれたまんまで、やさしい女の人に囲まれた童話の世界、みたいなイメージが根強いと感じる。ぼくも「やさしい世界」には反発するけれど、自然がいっぱいとか、生まれたまんま、とかには割と協調する路線だ。
インターネットとか、携帯電話とかはこれらの路線の正反対に位置するため、大人は子どもからこれらのものを取り上げようとする。(もしくは、こっそりと与えようとする)
彼がいるのは、子どもについて真剣に考える「良い大人」から見た「悪しき」世界の側。
けれど、インターネットや携帯電話は子どもにとって本当に悪だろうか。
ポケモンブームに本質的なものは何もないだろうか。
彼の側からはきっと近い将来に歩み寄りがある。
「本当の遊び」を考えるぼくらもそちらを見据えていなければならない。