2009年9月30日水曜日

うどんが恋しい?

(登場人物)
マルケ:ぼくのボス。母のような雰囲気の女性。でも、若々しい。
女性A:同じ研究所の研究者。日本に一年住んでいた。うどんが好きなのかもしれない。
アレクサンダー:今日フィンランドを発つルームメイト。
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。疲れ気味。

9時-----

とても眠い。
がんばって起きる。

読みかけの本を最後まで読む。
児童向けの探偵もの。
つまらなくてがっかりした。

アレクサンダーと別れの挨拶を交わす。
ポーランドで会おう。

10時-----

研究室へ。
メールをチェックすると、マルケからメッセージが。
「レクチャールームで英語のプレゼンテーションやっているから見においで」
ぼくはちょうどそういう勉強をしたいと思っていたところだったので、見に行く。

交通システムやサステイナビリティ、研究のフィードバックなどに関する発表だった。
考えたこともないような新しい内容はなかったけれど、興味深かった。

12時-----

マルケらと研究棟1階にある食堂へ。
ここは値段が高いので来たことがなかったけれど、色々な人と話したかったので今日はこちらへ。
800円くらいで、豚肉のココナッツ煮を食べた。

名前が分からない色々な人と話した。
その中に日本の横浜で1年暮らしていた女性Aさんがいて、話しかけてきてくれた。
「うどんが恋しい?」
いきなりでびっくりしたけれど、日本の食べ物(カレーうどん)のことや東久留米のことなどについて語り合った。

13時-----

研究所の全員に向けて自己紹介のメールを送る。

14時-----

ティーブレイク。
昼食から1時間しか経っていないのに、もう休憩。
みんなお菓子や果物などをばくばくと食べている。
ぼくはみかんを食べた。
外国にもみかんってあるんだ。

14時半-----

論文の評論を読む。

15時半-----

今度はピザが届いたというので、みんなで食べる。
ティーブレイクが終わって1時間しか経っていない。
一人一枚、ピザを平らげた。

16時-----

研究所全体で大掃除をしているけれど、ぼくにはすることがない。
ので、大人しくしていることにした。

16時半-----

帰宅。

20時-----

アレクサンダーの部屋に新しい人がやってきた。
またしてもポーランド人。
名前は聞いたけれど、忘れてしまった。

21時半-----

晩御飯。
パンとサラミとクリームチーズとコーン。
お腹があまり空いていないので少なめにした。

ユーリオは肉の塊にニンニクをつけて焼いていた。
いい香り。
ユーリオは研究のやりすぎで疲れている。
先生が課題を過剰に与えているみたい。
フィンランド式の教育法の犠牲にならないか心配だ。

23時半-----

シャワー。

2009年9月29日火曜日

フィンランドの子どもと遊ぶ

(登場人物)
マルケ:研究チームのリーダー。ぼくが研究所になじめるように気を遣ってくれる。
男の子:謎の存在。5歳くらい。
アレクサンダー:ルームメイトのポーランド人。明日、フィンランドを発つ。
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。ぼくと同じで来年の夏までフィンランドにいる。

8時半-----

起きる。
朝ごはんはパンとバナナ。
2週間に1回のシーツ交換の日。
掃除の人に新しいシーツをもらう。

9時半-----

研究室へ。
マルケが来ていないので、一人でのんびりと研究の作業を始める。
自分の研究に関係がありそうな論文を見つけた。

マルケ来る。
明日はなにやら小さいパーティーをやるようなので、マルケと一緒にその時に食べるピザを選んだ。

何故か分からないけれど、小さな男の子がうろうろしている。
どうやら、誰かの子どもみたい。

11時半-----

クリストファーと食堂へ。
魚のフライ。
引越しの話などをしながら食べる。

12時半-----

食後は仕事がはかどらないので、メールの整理などから始める。

マルケたちに呼び出され、再来週にプレゼンをするメンバーに入れられてしまった。
準備しなくちゃ。

14時半-----

ティーブレイク。
お茶を飲みに休憩スペースに行くと、朝見かけた男の子がテーブルの下を探検していた。
隙間からちらちらとこちらを見てくるので、視線でタッチしてやった。
目でやる鬼ごっこだ。

ちらっ。

お母さんの影からこっちを見てくる。

ぎょろり。

見つけてやる。

うきゃ。

お母さんの陰に隠れる。

今度はテーブルの下の足の隙間から、こそり。

ぎろり。

見つけたぞ。

うひっ!

それを繰り返す。
ぼく(たち)はとても楽しい時間を過ごした。

15時-----

研究の論理部分に関する考えを整理した。

ちょっと疲れたので、コップを洗いに流し台に行ったら、またいた。さっきの男の子。

ぼくが階段を下りようとすると、目の前を走って逃げる。
ぼくは物陰に隠れて、半分の顔で男の子を見つめた。
逃げる男の子。

そんなこんなで、また鬼ごっこが始まった。
でも、ぼくは走らない。
日本からやって来た研究者がいきなり研究所で走り回っていたら、何だか誤解を与えかねないからだ。

ぼくは曇りガラスで囲まれた部屋の中に入った。

男の子は恐る恐るその部屋に近づいてくる。
男の子からは何となく、部屋の中に影が動いているのが見えるはずだ。
近づくと、突然影が近づいてきて、曇りガラスをガチャガチャと叩く。
それがぼくだ。

男の子は逃げる。
でも、またしばらくするとやって来る。

あれ?
男の子はさっきの影が見つけられない。
曇りガラスに顔を近づけて見てみる。
すると、物陰から突然、何者かが近づいて来て、曇りガラスを叩く。
ぼくだ。
ぼくはコートかけの裏に隠れていたのだ。

男の子は走って逃げる。
曇りガラスだけれど、男の子の顔が笑っているのがはっきり分かる。

そして、少しするとまた次のパターンが始まる。

そんなことを何回も繰り返していると、ついにお母さんがやってきた。
ぼくたちの遊びはおしまいだ。

言葉を交わさなくても遊べるんだ。
ぼくはとても満足した。

最後に、モイモイ(バイバイの意)と言ったら、かわいい声でモイモイと返してくれた。
ぼくたちはもう、友だちだ。

16時半-----

きりのいいところで研究を切り上げて、帰宅。

18時-----

日本と電話。

21時------

ルームメイトのアレクサンダーが明日でポーランドに帰ってしまうので、みんなで一緒に写真を撮った。
この三人の友情も不思議ながら確かにある。
派手ではない。
何かを一緒に成し遂げたわけではない。
語り明かしたわけでもない。
それでも、緩やかにつながる絆。
今度、ユーリオと二人でポーランドに遊びに行こう。

22時-----

晩御飯。
ポトフ、コーンサラダ、サラミ。

0時-----

シャワーを浴びる。

1時-----

寝た。

2009年9月28日月曜日

日本を紹介するということ

’登場人物)
ユーリオ:メキシコからやってきた研究者の卵。話をするとき恥ずかしそうに下を向く。
アレクサンダー:ポーランドからやって来た研究者の卵。ああ、という時の表情がユニーク。

9時-----

起きる。
しかし、なんともやる気が出ない。
週末に何もしなさ過ぎたのかもしれない。

旅行の飛行機をネットで予約するが、カードが上手く機能しなくて、キャンセルにする。
ちゃんとお金が戻ってくるかどうか、とても心配。
およそ1000€。
かなりの大金だ。
悩んで、頭が疲れる。

日本の友だちとskypeする。

11時-----

食堂へ行く。
鶏肉のピーマンソース。
ペッパーソースとメニューに書いてあったから、胡椒かと思ったらピーマンの方だった。

11時半-----

研究室へ。
クリストファーが食堂へ行くのを誘ってくれる。
でも、ごめん。もう行ってしまった。

研究はあまり進まず。
これまでためていたメールの用事などを済ます。

航空券キャンセルの件が頭に引っかかっている。

17時-----

家に帰る。
skypeなどをする。

19時-----

晩ご飯。昨日作ったポトフを温めて食べる。

20時-----

ルームメイトたちとそれぞれの国の写真を見せ合う。

メキシコは自然環境や歴史遺産などで見所がとても多そうな国だった。
ユーリオはパワーポイントにメキシコの見所をまとめていた。

ポーランドはフィンランドに少し似ていて、広い道路と整理された緑がきれいなまちだった。
アレクサンダーは自分のホームページで旅の写真を公開していた。
とてもかっこいいホームページだった。

ぼくも何か、ちゃんとしたものをもって、日本を紹介したい気持ちになった。

22時-----

シャワーを浴びる。

研究で考えている環境の評価モデルを描画ソフトで図にした。

お話作りの勉強として、漫画を読んだ。

1時-----

寝た。

2009年9月27日日曜日

口笛の原理

11時-----

起きる。

ネットで口笛の原理を調べる。
この年齢になって初めて理解した。

省略して書くと、口から空気が出ると、口の中の空気が少なくなって外から空気を取り入れようとする。
つまり、外に出て行く空気が引っ張られる。
引っ張られた後、口の中の空気は多くなるから引っ張らなくなる。
また空気が最初の勢いで外に出る。
繰り返す。
こうして空気が揺れることで音になる。
という感じらしい。

アーチェックで紹介できるようにかみくだければいいのだけれど、なかなか難しそうだなと思った。

13時-----

スーパーに買い物に行く。

とても大きなキャベツを買った。
1.5kgくらいのやつ。
それが200円しないくらいだから、やっぱりこっちは野菜が安いと思う。
それとも、日本が高すぎるだけかな。

14時-----

焼きそばを作る。
キャベツと、パプリカ、たまねぎ、ニンジン、サラミを入れて。
ちょっと洋風。
水を入れすぎてふにゃふにゃになったけれど、美味しくて気持ちが緩んだ。

16時-----

家族と電話。

漫画を読む。

21時-----

晩御飯にポトフを作る。

ホテルの予約を打診していた所から部屋が開いているというメールが来ていた。
昨日予約したところよりも安いところだ。
早速昨日のところをキャンセルして切り替える。
その他、クリスマスシーズンのプランを考えたり、予約したりする。
旅行代理店の人って大変なんだなあと感じる。

0時-----

シャワーを浴びる。

0時半-----

寝た。

2009年9月26日土曜日

子どもの頃の夢

(登場人物)
クリストファー:研究チームのメンバー。彼女が中国人。
アレクサンダー:ルームメイトのポーランド人。真面目な感じ。
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。一生懸命な感じ。

11時-----

起きる。

クリスマスに日本から友だちが訪ねてきてくれることになっているので、その旅のプランを考える。

クリスマスのヘルシンキはやることがないので、ぼくはどうしてもロヴァニエミに行きたい。
サンタクロースの町があるところだ。
さらに、北極圏なので、運がよければオーロラも見れる。

しかしながら、みんな考えることは一緒。
もう、ホテルは満室ばかりだった。
結局、予約できず。

ああ、どうしよう。
こんな遠いところまでわざわざ呼び出して、何もすることなく帰ってもらうことになったら……
ぼくはもしゃもしゃとした気持ちになった。

18時半-----

クリストファーから電話がかかってきて、中国の建国60周年のパーティーに行く。
獅子舞や歌、ダンスなどを見た。
隣に座った中国の人が色々と解説してくれた。

20時-----

ルームメイトたちとヘルシンキ市内のバーへ。
ぼくたちが住んでいる寮は博士課程以上の学生専用なので、みんな学者の卵。
何故学者を目指したのか気になったぼくは、二人の子どもの頃の夢について聞いてみた。

アレクサンダーは10歳の時に、自分は物理学者になると思ったと言い、ユーリオはタイムマシンが作りたかったと言った。
ぼくは漫画家になりたかった。

23時-----

よっぱらって帰る。9月も終わりなのにそれほど寒くない。

ロヴァニエミのホテル予約に再挑戦。
なんとか、ちょっと高いけれど、良さそうなホテルを確保することが出来た。
すごく気が楽になった。

3時-----

寝る。

2009年9月25日金曜日

フィンランド男子

8時-----

起きる。
今日は先生とランチの予定なので、朝ごはんはりんごだけ。

9時半-----

研究室で論文を読む。
アンケートの設計も少々。来週、先生にチェックしてもらって、対象の小学校を決めなくちゃならない。

11時半-----

ホテルのレストランでランチ。
フィンランド料理を食べる。
サーモンのクリームスープ。
おいしかった。
ハーブとか入っていなくて、シンプルに鮭とジャガイモをクーリムで煮込んだもの。
余計な味がしなくて、ぼくは好きだ。
デザートにラズベリーのシャーベット。

フィンランド人はやっぱりキノコ狩りが好きらしい。
探していると、あっちにもある! こっちにもある!! と、夢中になるのだと言ってた。
そして、それはベリー狩りよりも神経を使い、宝探しのように細かいところも見なくちゃいけないから楽しいのだそうだ。
ぼくはキノコを見ると目を背けたくなるので、その遊びは一緒に出来ないな、と思った。

あと、面白かったのが、フィンランド男性の話。
こっちの若者も日本のように草食化しているらしくて、話題になっていた。
先生の旦那さんはパワフルな肉食系で、山登りやダイビングや川くだりなどを精力的にやりまくっているらしい。
一方で、ある学生の男友だちは夜中までかかってベリーのジャム作りに夢中になってるとか。
おかしいよねーと笑っていた。

13時半-----

研究室に戻って、作業の続き。

18時-----

サウナパーティー。
日本人とフィンランド人のサークルのパーティーだ。
日本語をしゃべるフィンランド人にたくさん会った。
友だちもできた。

サウナはとても気持ちが良かった。
汗がふつふつと自分の体から出てくる様を見るのは面白い。

1時-----

帰宅。
寝たほうがいいけれど、なかなか寝る気分にならない。
多分、お酒を飲んだから。

3時-----

寝た。

2009年9月24日木曜日

期待

(登場人物)
ペニー:ぼくのいる研究チームに一ヶ月勉強しに来たイギリスからの研究者。
クリストファー:研究チームのコンピューター担当。ぼくを映画に誘ってくれた。

8時-----

朝ごはんはリンゴだ。

9時50分-----

研究に使うモデルについて考えている。
子どもたちにアンケートをすると、データが集まる。
それをどう活用したら、新しいことが分かるのか。
それを分かりやすく、図などで説明したものがモデルだ。

例えば、買い物の後にためこんだレシートがデータで、それを家計簿につけて、毎月の収支が比較できるようにグラフを作るのがモデルだ。
研究の目的とか、調査項目とか、見やすさとか、分かりやすさが絡んでくる、研究の肝である。

11時半-----

食堂はdipoliというところ。
階段を上がると、今日のメニューがぶら下がっている。
それを見るのはぼくの一つの楽しみだ。
けれど、いつもシチューとかケバブとか書いてあるだけで、よく分からない。
だから、実物を見るまで少しわくわくする。
二回期待できるのだ。
今日は肉がつぶれた団子のようにつながっている食べ物だった。
どんな味がするか分からない。
三回目の期待がある。
食べる。
美味しくない。
肉の味ではないと感じた。
残念。
これが美味しかったら、次にこのメニューが登場するのはいつだろうか、という四回目の期待ができたのに。

12時-----

論文を読んだ。

14時-----

ペニーという女性が来た。
イギリスからの研究者で、ギリシャ人だ。
黒い髪の毛で、肌が茶色く、彫りが深い。

研究室のメンバーはペニーと一緒に現在リノベーション中の新しい研究室を見に行った。

ぼくは一人ぼっち。
少し寂しい。

15時-----

ヨガのクラスは大きな鏡がある体育室で行われる。
ぼくは鏡を見ながら講師のまねをして片足立ちをする。
V字バランスをする。
腹筋がぷるぷると震える。
震えてほしくないのに、止まらない。

16時半-----

ペニーたちと一緒に話をした。

18時-----

クリストファーとその友達たちと映画を見に行く。
まずは食堂で腹ごしらえ。
ヘルシンキ市内にある学生食堂。
学生カードがあるととても安い。

18時半-----

今、ヘルシンキは映画ウィーク。
各国の映画がたくさんの映画館で映されている。
ぼくたちが見たのはイスラエルの悲劇の話。
数人の登場人物が真面目に生きているのに、それぞれの悲劇を引き起こしていくという悲しい話だった。

21時半-----

アパートの3階に上がり、ドアのベルを鳴らす。
部屋からは楽しそうに会話をしている声が聞こえる。
パーティーだ。
ぼくは途中参加。

フィンランド人のおばさんが持ってきてくれた動物カードで遊んだ。

23時半-----

部屋に戻る。
漫画を読む。

2時-----

寝た。

2009年9月23日水曜日

キノコ

(登場人物)
クリストファー:研究チームのメンバー。大人しい感じだけれど、ぼくを食堂に誘ってくれる。
マルケ:研究チームのボス。

7時半-----

目が覚める。
すっきりした感じが体に満ちている。
何だかわりと調子がいい。

ぼくはキッチンへ行って、パンとヨーグルトを食べた。

9時-----

学校に行くまでに時間があったので読書をした。

9時半-----

研究室へ行って論文を読む。

11時半-----

クリストファーが食事に誘ってくれた。
食事中、ヘルシンキ映画フェスティバルの話になる。
「それ、面白そうだね」
と言ったら、
「一緒に来てもいいよ」
と言ってもらえた。

12時半-----

フィンランド語の授業に行く。
「あなたは何人ですか?」
という会話を習った。
そしてその後にやってくるのは実践練習。
ああ、苦手だなあ。
と思っていたら、フランス人をはじめ、たくさんの人が話しかけてきてくれた。
ほっとして周りを見回してみると、白人でないのはぼくだけだった。
珍しくて得した。

14時半-----

ぼくはスニッカーズを持って海岸に向かう。
少し寒くなってきたけれど、まだまだ海岸際が気持ちいい。
とてもいいリフレッシュになる。

そこでぼくはキノコを見つけた。
とてもキノコらしいキノコだ。
食べたら、巨大化して強くなるか、苦しんで死ぬかのどちらかだろう。


15時-----

マルケに論文の概要を読んでもらい、コメントをもらった。
たくさん直してもらった。
助かる。

17時-----

スーパーで買い物をして帰宅。

20時半-----

肉じゃがを作った。
今回は砂糖もあったので美味しくできた。
前回作ったときはじゃがいもの煮物だった。
おいしい肉じゃがには癒しの力があるとぼくは思う。

22時半-----

シャワー。
お風呂にしばらく入ってないけれど、何とも思わない。
でも、入ったらきっとすごく感動するんだろうな。

0時半-----

寝た。

2009年9月22日火曜日

宇宙船の自動ドアの効率

(登場人物)
クリストファー:気の優しそうなフィンランド人。

9時-----

ネットで学会の申し込みをした。

今日は先生が来ない日なので、研究室には行かないで、他のことをしよう。
どこか見に行くのが良いかもしれない。

11時-----

食堂へ行くと、見知らぬ人に声をかけられた。

「元気?」
「え? あー」

聞くと、同じ研究所の人だった。
見知らぬ人ではなかった。
一度会っていたのに忘れていた人だった。
とても失礼なことをしてしまったと思って、謝った。

彼はクリストファーといい、専門はコンピューターサイエンス。
ぼくのいる研究所は地域計画の分野だが、住民の情報を集めるのにインターネットを使ったりするので、彼はそのシステムの構築を担当している。

クリストファーともう一人、名前を知らない人と一緒にお昼を食べた。

「この国はどう?」
クリストファーに尋ねられた。

「うん。とてもいいよ。環境はいいし、食べ物もおいしいし」

「え!? ここの食事が美味しいの?」
「信じられねえぜ……」

そこまで言うことないのになあ。
300円でこれは十分だと思う。
ぼくはとても助かっている。

そこで、「本当のフィンランド料理」を食べられる場所を紹介してもらった。

12時-----

VILLA ELFVIKINという自然観察館へ行く。
バードウォッチングが出来るトレイルなどがあり、とてもきれい。


VILLA ELFVIKINまでの道のり。
気持ちがいい。


途中に、バードウォッチングをするためのやぐらがあった。


やぐらからの景色。
ここには4人くらい望遠鏡を覗いている男性がいた。


自然観察館の前にはクマがいた。
口が開いている。


どこに続くのか分からない道。
冒険の世界だ。


何だこれは!?


中には謎の物体。


何と、太陽系のミニチュアだった。
ヘルシンキのある場所に太陽の模型が置いてあり、それを中心として、惑星がヘルシンキ周辺の都市に配置されているのだ。

ぼくの冒険心は大いに満たされた。

14時半-----

とある街区を見に行く。
きれいに整備された住宅街。
子どもの遊び場が豊富にあって、それを見ることができたのはよかった。
住宅としては日本を含めた他の住宅地と似ているので、あまり得るものはなかった。



こんな住宅地。普通。


結構たくさんの子どもが遊んでいた。


変な猫。

16時-----

大きな電気屋を発見した。
ぼくが求めていたのはこの場所だった。
とても幸せを感じる。
様々な電化製品が売っている。

しかし、この頃から急激に体調が悪くなる。

19時-----

カレーと缶詰とリンゴ。
食欲がない。
無理やり食べる。

19時半-----

シャワー。

20時-----

ベッドに入る。
頭が痛い。

23時-----

苦しい眠りを長く長くとったと思ったのに、まだ3時間。
目が覚める。
口が気持ち悪いのでうがいをしてジュースを飲む。

1時-----

もう一度目覚める。
難しいことが考えられない。
しかし、答えの出ないことをぐるぐると考え続けてしまう。

例えば、宇宙船の自動ドアの効率はどうすればよいのか、など。
何でそんなことを考えてしまうのかすら、分からない状態。

音楽を聴いて気持ちを落ちつかせる。

3時-----

もう一度目が覚めてしまう。
時間が進まない。
ジュースを飲む。

2009年9月21日月曜日

寒いね。

8時半-----

バナナを食べて研究室に向かう。
それがフィンランドスタイル。

こっちの人はよくバナナを食べる。

9時半-----

研究室に行くと、カードキーが出来たというメールが来ていた。
ようやく、ぼくも自由に研究所に出入りができる。
カードをかざすとドアが開くのだ。

今まではインターフォンで秘書の人に開けてもらっていたから申し訳なかった。

昨日の作業の続き、学会に提出する要約文を作る。

11時半-----

食堂。
レバーのシチュー。
レバーは栄養があるから嬉しい。
でも、これにもジャムが付いているのは、まだ受け入れられない。

12時半-----

海で休憩してから研究室に戻る。
眠い。

17時-----

先生がぼくの要約文を忘れて帰ってしまう。
頑張って作ったのに……
結局、チェックを受けずに提出することになった。

19時-----

今日もカレーを食べる。
ルームメイトのみんなとしゃべる。

「寒いね」
「うん、寒いね」

20時-----

見学を頼んでいた施設から断りのメールが来る。
初めての経験だったのでショックを受けた。

1時半-----

寝た。

2009年9月20日日曜日

家にもスズメがやってきた

(登場人物)
スズメ:丸々としていて、おでこが灰色。

11時-----

起きる。
月刊けだまの作業をした。

13時-----

お昼ごはん。
昨日のカレーを温めていたら、ベランダに異変が。
なぜかたくさんのスズメがやってきた。

なんなのだ!?

カレーを食べるのか!?

半分あいた窓のところに3羽。
ベランダには無数。
部屋に入ろうと覗き込んでいる。

ぼくは遠くから見ている。

目が合う。

そうだ、パンをやろう。
ぼくはキッチンの戸棚に近づく。
それに驚いて何羽か飛び去る。

戸棚を開く。
さらに逃げる。

パンの袋を開ける。
もうほとんど残っていない。

窓に近づく。
一羽だけ、いた。
ちょんちょんしている。

ぼくはパンをちぎって投げた。
大急ぎでパンに食いつく。

よしよし、もっとやろう。

2欠け食べたところで、そいつは飛び去った。
今度は仲間を連れて来いよ。

15時-----

洗濯。

18時-----

けだま。

22時-----

学会発表の参加申し込みのための、発表内容の要約を作った。
要約だからそんなに長くなくていいのだけれど、思いのほか時間がかかった。
そして、やっとできたと思って単語数をカウントしたら、規定の文字数の半分くらいだった。
これには参った。

2時-----

腹筋をしてから寝た。

顔が痩せてきてしまったので、食べる量を増やそうと思ったのだ。
でも、腹が出るのが嫌だったのだ。
腹は出たら戻すのが大変だと聞いている。
だから顔だけ太らせるために腹筋をするのだ。

2009年9月19日土曜日

心のより所=箸、ホームセンター、カレー

(登場人物)
ユーリオ:ルームメイト。南米出身なので、暖かいジャケットを早く手に入れたい。

9時-----

起きる。
テトリスにはまっているので、やる。
ぼくは無類のテトリス好きで、結構得意な方だ。
そう思っていたら、まだまだ上のレベルの人たちがいることを知った。
そして、まだ習得していない技があることも知った。
テトリス熱が再燃したのだ。
でも、こんなことをしている場合じゃないという気持ちの方が強かったので、その火はすぐに消えた。

これは良くない傾向だと思う。
きっと消してはいけない火だ。

ぐうたらはかせアーチェックを描く。
今回は洗濯機のメカニズムをテーマにした話。

13時半-----

ユーリオとヘルシンキへ買い物に行く。
お昼ごはんがまだだったので、一緒に食べる。
前から狙っていた、タイ料理のファーストフードへ。

「おてもと」が置いてあった。
紛れもない、日本のおてもと。
こんな所で出会えるなんて……!
箸禁断症状が出たら、ここに来るかも。

鳥の手羽先の定食を食べたけれど、とにかく辛かった。

14時過ぎ-----

H&Mへ行く。
ここはとにかく安いのがいい。
パーカーとシャツを買った。
合せて40ユーロくらい。

14時半-----

日本食材の店、東京館へ。
バーモントカレーの素と米と焼きそばを買った。

15時-----

ストックマン(フィンランド最王手のデパート)へ行って、ユーリオのジャケットを探す。
見つからない。

15時半-----

ユーリオと別れ、ぼくはデザインフォーラムへ向かった。
ガイドブックにも載っているデザイングッズを扱うお店。
あんまり買いたいと思うものは置いてなかった。

がっかりしてバス乗り場へ向かう途中、ホームセンターを発見。
フライパン、電動ドリル、ケーブル、庭ライト、すきバサミ、何でも売っている!
ぼくは歓喜した。
ここはとても大好きな場所だ。
また一つ、心のより所を見つけた。
自転車のヘルメットを買った。

17時-----

帰宅し、シャワールームで髪を切った。

19時-----

ぐうたらはかせアーチェックの画像処理をする。

21時半-----

カレーを作った。
ご飯は鍋で炊いた。

食べる。
カレーはみんなの味がする。
フィンランドに出発する前に参加した、小学校の移動教室を思い出してしまった。
あの時は、ただ子どもたちのバカな行動を楽しんで見ているだけでよかったんだよなあ。

22時半-----

アーチェックの画像に文字を入れ、フラッシュ化をした。

2時-----

寝た。

2009年9月18日金曜日

子どもがいる。スズメも来た。

(登場人物)
マルケ:ぼくの先生。
レニー:マルケの子ども。10歳。おでこが丸い。

8時-----

起きる。
朝ごはんにバナナとパンを食べる。

9時半-----

研究室に行く。
いつもと違う。
「子どもがいる」
「ハイ」
その子はぼくに気が付いて、笑顔を向けてくれた。
マルケの子どもレニーだった。

「レニーは風邪を引いてしまったから、今日はここで面倒を見ることにしたの」
レニーはアイスホッケーの感じがするTシャツを着て、長い金髪を耳にかけている10歳の男の子だ。
きょろっとした青い目がかわいい。

「日本語でこんにちはは何と言うのかしら?」
「コンニチハです」
「!?!?……ハッハ、難しいわね!」
「コンニチハ、レニー」
「こんにちは」
レニーはとても上手に挨拶をしてくれた。

それからぼくはマルケと調査許可の取り方や季節のこと、対象地などについて打ち合わせをした。

打ち合わせの後は、ぼくもレニーも退屈な時間。
お互い、パソコンに向かってだらだらと何かをしている。
食堂に行く前にレニーにバイバイをしたら、手を振り返してくれた。

11時半-----

食堂。
肉の赤ワイン煮。

12時半-----

フィンランド語の授業。

14時-----

スーパーでミートパイを買って食べた。
100円くらいのパイ。
量は少ないけれど、なかなか美味しい。
でも、パイ生地がぼろぼろとこぼれてしまう。

そこにスズメがやってきた。
遠まきに、落ちたパイ生地を狙っている。
ぼくが目をそらして、「君たちの事は見ていなかったことにしよう」という顔をすると、ちょんちょんやってきて、慌ててパイ生地を広い、茂みの下に走っていく。
これだからスズメはかわいい。

ぼくはわざとパイ生地をたくさんこぼしてから立ち去った。
振り向くと、スズメの集団が地面をつついていた。

14時半-----

研究室に戻る。
あまり気が乗らないけれど、比較的読みやすい論文を読む。

17時-----

「さあ、週末にしましょう!」
「ぼくもそう思います!」

週末がやって来た!

20時-----

ぐうたらはかせアーチェックを描く。

0時半-----

パソコンでテトリスをやる。
やりすぎて手が腱鞘炎のようになる。

2時-----

寝た。

2009年9月17日木曜日

いつも何して遊んでいますか?

(登場人物)
マルケ:ぼくの先生。ポーズが若い。
ヨガの先生:女性。固そうな筋肉をしている。歌が上手い。

8時半-----

起きる。

9時半-----

研究室。
論文を読む。
すらすら読めた。

11時半-----

食堂へ。
野菜ボールという食べ物。
よく分からなかったけれど、食べた。

14時半-----

マルケと研究の話を少しする。

15時-----

ヨガのクラス。
きついポーズが少しは楽になってきた……気がする。

クラスの終盤に体をリラックスさせる時間があって、先生がその時に歌を歌ってくれる。
ぼくはその歌がとても好き。

ずっと歌ってくれたらいいのに、と思いすぎて、歌を聴くのを忘れてしまった。
もったいないことをした。

16時-----

買い物。
アイスクリームを買う。
コーンタイプのやつ。

イチゴ味。

18時-----

何だか体調が悪い。
少し寝た。

22時-----

晩御飯。
パスタとバナナ、パンを食べる。
フィンランド語の宿題をやって、明日の打ち合わせの資料を作った。

打ち合わせの資料はぼくの一年間の計画に関するもの。
何月までにヘルシンキ市の調査許可を取って、何月に調査を実施して、これこれの文献を読み、こことあそことどこに調査に行く……
というようなもの。

あと、調査用紙。

ぼくが知りたいのは、子どもが何時にどこで何をしているか、ということ。

簡単なことなんだけれど、ちゃんと調べようとすると意外と難しい。
日によるばらつきをどう考えるか、とか、子どもでも答えやすいようにするにはどう聞けばいいか、とか、思い出しにくいこともちゃんと書いてもらえるようにするにはどうすればいいか、とかを考える。

大人でも、「一昨日何して遊びましたか?」と聞かれると、「えーーーっと……パソコン?」って感じになってしまうと思う。
それでもインタビュー形式なら、「それは何時のことですか?」とか聞いているうちに、「そう言えば、その日は学校に行く前にペン回しの練習もしたなあ」と細かいことも引き出せるのだけれど、紙の調査だと、なかなかそうはいかない。

「いつも何して遊んでいますか?」という質問は研究の材料を引き出そうと思うと、とても難しい質問なんだ。

0時半-----

シャワーを浴びて、資料の続き。

1時半-----

寝た。

2009年9月16日水曜日

かっこいいすべり台

(登場人物)
マルケ:ぼくのいる研究チームのリーダー。母の優しさ。

8時半-----

起きる。
外を見ると雨が結構降っている。
口の中に違和感。
口内炎だ。
まいった。
栄養不足みたいだ。
ということで、ぼくは朝ごはんにリンゴを食べた。

学校には歩いていく。
雨の日の自転車は危ないからね。

10時-----

研究室。
マルケが来年の5月にオランダで開かれる国際学会を紹介してくれる。
「ここで発表したらいいんじゃないの?」
「えーそうですかね? やってみます」

11時半-----

お昼。
ぼくとマルケはいつも違う食堂に行く。
マルケが行く食堂はちょっと高いからだ。

「いつでも一緒に来てくれていいからね」

その内、一緒に行こう。

12時半-----

フィンランド語の授業。
数字はちゃんと言えるようになった。

14時半-----

パソコンのアカウントを手に入れた。
奨学金も手に入れた。

16時-----

一度家に帰り、ヘルシンキ市街へ。

18時-----

まちの調査。
高層住宅街。
スケートボードに乗っている子がいた。
こっちは日本よりもスケートボードが盛んだ。





かっこいい建物だらけ。
しかも色々なデザインがある。
それでいて調和している。
こっちの人はどう感じているのかな。


すべり台すらかっこいい。

20時-----

帰宅。

21時-----

晩御飯。
パスタとバナナを食べる。

22時-----

インターネットを見たり、日記を書いていたりしたら、いつの間にか夜中。

1時-----

寝た。

2009年9月15日火曜日

海辺のカモ

(登場人物)
マルケ:ぼくの先生。
カモ:水鳥の一種。何を考えているのか、ぼくには分からない。

8時半-----

起きる。
朝ごはんにクッキーとヨーグルトを食べた。

それから、ぼくは使ったシーツを洗濯に出すために、リネン室に向かった。
中国人の留学生と出会う。
ルームメイト以外では初めて同じアパートに住む人と会話した。
そう考えると、ぼくはこっちに来てからまだ知り合った人があまりいない。

9時半-----

研究室へ。
マルケに紹介してもらった論文を読む。
アンケートの項目についても検討した。

部屋で研究していると、同じ研究所の人が話しかけてきてくれた。
これまで間合いの取り方が分からなくて、こちらからは中々話しかけられなかったので、助かった。

そして気付いたのは、ぼくは結構みんなと話したいと思っていたということ。
話し終わった後、達成感というか、満足感のようなものがこみ上げてきた。

11時半-----

食堂へ。
魚のレモンソース。

文房具屋とスーパーで蛍光ペン、スニッカーズ、のど飴、ジュースを買う。
蛍光ペンは日本で売っているやつよりもかっこいい。
ちょっと高いけれど。

13時-----

研究室に戻る。
引き続き論文を読む。

15時-----

休憩。海に行く。

ベンチに座って海を眺めていると、カモが泳いでこちらにやって来た。
陸に上がり、ぼくの方へてくてくと歩いてくる。
そして、ベンチの下をちょっと覗くと、またお尻を振りながら海へと戻っていった。
ぼくはぼーっとそれを見ていた。

17時-----

マルケと少し研究の話などをしてから帰宅。

洗濯機が直ったので洗濯をした。
ためこんだ洗濯物を一気に洗う。

21時-----

晩御飯。
パスタに特製ミックスベジタブルトマトソースをからめて食べた。
ミックスベジタブルは入っていないほうが美味しいけれど、栄養のためには入れたほうがいい。

23時-----

ぐうたらはかせアーチェックを描き、それからフィンランド語の宿題をやった。
やるべきことをちゃんとやると、充実感がある。

そうだと分かっているのに、なかなかやる気が起こらないのはなぜだろう。

0時半-----

寝た。

2009年9月14日月曜日

終わりの風景

(登場人物)
和民さん:日本にいたときの友達。ヘルシンキに遊びに来ている。建築学科。

8時-----

起きる。
ぼくは朝ごはんにバナナを食べて、出発の準備をする。
アパートを出ようとすると、見知らぬ人影が入ってくる。
女性とタトゥーをした男性。
二人ともアジア人だ。
何かと思ったら掃除の人だった。

ぼくは「掃除をしてくれてどうもありがとう」と言った。

9時半-----

研究室。
スケジュールを作ったり、論文を読んだりした。

11時-----

銀行へ行って家賃を振り込む。
ついでに、携帯電話にお金をチャージする。
あと、文房具屋でノートを買った。

11時半-----

和民さんがぼくの通う大学のキャンパスへやってきた。
彼女は建築学科の学生なので、大学の建物を見学しに来たのだ。
フィンランドで最も有名な建築家、アルバート・アアルトの設計。

でも、ぼくはお腹が空いていたので、最初に和民さんを食堂へと案内した。


食堂がある建物はこんな感じ。
アアルトの設計ではないけれど、とてもユニークで、それでいてしっかりとまとまっている。
ぼくのお気に入りの場所。


中もまたユニーク。
広いスペースが互い違いに配置されている。
歩いてみると、開放感があって気持ちいい。

食堂でフィンランド式の食事(でも、フィンランド料理ではない)をして、それからぼくのもう一つのお気に入りの場所、海辺を案内する。

青い空が広がって、太陽がまぶしいくらいに輝いている。
今日もとてもきれいだ。

それからアアルトの建物の案内。


キャンパスの模型。
模型は木で出来ていてフィンランドっぽい。

一通り案内して、和民さんとお別れ。
別れ際にウィーン土産のお菓子を貰った。

13時-----

研究室に戻る。
読んだ論文の内容をノートにまとめる。
その論文はヘルシンキ市内で近年開発されたarabianrantaという地域に関するもの。
せっかくフィンランドにいるので、実際にその場所を見てみることにした。

一度家に帰り、ヘルシンキ行きのバスに乗る。

17時-----

arabianranta着。


集合住宅団地のようなところ。
建物自体はちょっと面白いデザインをしているけれど、日本と大差はない。
ただ、オープンスペースの広さが大きく違う。
とにかく芝生が広い。


そして、海に面している。
この海岸線は子どもの遊び場にもなっているらしい。

住宅地の中を歩き回って写真を撮りまくった。
不審者だったろう。

18時-----

調査完了。

隣接するヘルシンキデザイン大学の中を見学した後、近くにある島へ向かう。


島へ向かう途中。
川が流れている。


島の入り口。
島の中へは自転車が入れないので、丸太に切れ込みを入れた自転車置き場が設置されていた。
上手い。


島には木道が通っている。


歩いていると、森を抜け、湿地に出た。


どこまでも続くススキ野原。
人は一人もいない。


ついに島の先端に到着。
ボートが泊まっている。
何だか、終わりを連想させる風景。

20時半-----

バスに乗って帰宅。
フィンランドはもう秋。
たくさん歩き回って体が芯まで冷えてしまった。

22時-----

パスタをゆでて食べる。
ビンのトマトソースをからめて食べる。

23時-----

シャワー。

1時半-----

寝た。

2009年9月13日日曜日

残る生活感

(登場人物)
和民さん:日本にいた頃の友だち。若い。
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。週末は必ず外出する。

7時半-----

起きる。何だか少し、体調が悪い。
疲れがたまっているのかもしれないな。

朝ごはんにパンとバナナを食べる。

9時半-----

和民さんと会う。

今、ヘルシンキではデザインウィークという催しをやっていて、美術館やお店などでいろいろなイベントなどをやっている。
ぼくたちはデザインウィークの中心的存在であるエキシビジョンセンターに行くことにした。
トラムに乗って会場へ向かう。


会場はこんな感じ。
来てみたら思いのほかお客さんが多くてびっくりした。


デザインプロダクトがたくさん展示されている。
この椅子かわいい。



この椅子は音が良く響いて、聴こえやすいという設計になっている。
椅子の前に立って話しかけると、聞いているほうは声が響いて不思議な感じになる。


デザインされたダンボールハウス。
確かにかっこかわいいけれど、ダンボールハウスは手作りのほうがいいかな。


フィンランドらしいプロダクト、暖炉。
とてもかっこいい。
うちには必要ないけれど、欲しい。


フィンランドらしいプロダクトその2、サウナ。
白樺の樹皮で出来ている。
保温効果ばっちりらしい。
あと、いい匂いがする。


一枚の紙からできている間仕切り。
美しい。

12時-----

一通りブースを見終わると、ぼくたちはとても疲れてしまった。
会場内のカフェでお昼ご飯を食べる。
グラタンのようなものだった。

12時半-----

ぼくは鳥の形をしたピーラーに一目ぼれしてしまい、衝動買いした。
くちばしの部分が金属で出来ていて、野菜の皮をむけるようになっている。
惚れたポイントは眼も金属でできているところ。

13時-----

ユーリオとの待ち合わせ場所であるkamppi(バスターミナル)へ向かう。

14時-----

ユーリオと落ち合い、トラムに乗ってサウラサーリという島へ行く。
ヘルシンキの中心地から20分くらい。


島に着いた。



島の入り口。
この手前にアイスクリーム屋さんがあって、ぼくたちはアイスを食べた。
ぼくはラズベリーアイス。
フレッシュでクリーミーで美味しかった。


島には古い建物が建っている。
そういったものを集めている野外博物館でもあるのだ。


ちょっくら侵入。
ここで本当に人が生活していたと考えると、何だか切ない気持ちになる。
それは、ぼくが想像するここに暮らしていた人が、純朴な感じの人だからだ。


部屋はこんな感じ。
生活感が残されている。
ここにあるような道具を使って生きていたことを考える。


小さな協会。
椅子の小ささや、扉を閉じる鍵などにリアルさ。


この島にはリスがたくさんいる。
そして、ぼくたちに近寄ってくる。
餌をちょうだいよ、と目を見てくる。
あげないと、何だよ、という感じで走り去る。

ああ、何か食べ物を持ってくればよかった。


風車。
かっこいー!

18時-----

市街地へ。
日本食料理屋「歌舞伎」で並んでいたら、今日は予約が必要なほど混んでいるのだと言われた。
なんとまあ。そんなに人気のお店だとは知らなかった。

仕方がないので、「チャイナ」という中華料理屋へ。
高かった。。。
あったかいウーロン茶を飲んで、一日歩き回って疲れた体が少し癒された。

20時-----

昨日、まちで見かけたコスプレ集団の本拠地を探す旅をしたり、デザイン家具の店を窓から覗いたりする。

21時-----

帰宅。

23時-----

シャワー。

1時-----

寝た。

2009年9月12日土曜日

すばらしいが、それどころではない

(登場人物)
アレクサンダー:ルームメイトのポーランド人。背が高い。
アレクサンダーの妻:寿司をきれいに作るグラフィックデザイナー。
ユーリオ:メキシコ人のルームメイト。ダウンタウンによくいる。
和民さん(仮名):日本にいたときの友だち。オーストリアに留学している。

8時半-----

起きる。
朝ごはんはマフィンと日本茶。

ごはんを食べていたら、アレクサンダーが奥さんを紹介してくれた。
大柄な女性。
控えめな人だった。

今日も洗濯機は動かない。
困ったなあ。

13時-----

お昼ごはんにポトフを食べる。
食事をしながらユーリオと明日の計画を立てる。
明日は一緒にサウラサーリという島に行くつもりだ。

14時-----

日本とskype。
久しぶりに日本の研究室の状況などを聞いた。

15時-----

ヘルシンキ中央駅へ向けて出発。
オーストリアに留学している和民さんがこっちに遊びに来てくれたのだ。

16時-----

和民さんと無事に落ち合う。
半年の海外生活で、すっかり様変わりしちゃってやいないかと心配だったけれど、杞憂だった。
ぼくの知っている和民さんだった。

ヘルシンキ駅からほど近い、現代美術館キアズマへ向かう。


建物がユニークな構造で興味深い。

最上階では映像を使ったインスタレーションをやっていた。
非現実的な空間。
種がいっぱい入った果物を握りつぶす様子などを取り出していた。
中には女性が裸で走り回っているシーンもあり、子どもが見てていいのかな、とか思ってしまった。
でも、見てる子どもはいたって普通の様子。


こんな感じ。みんな寝転がって、天井や壁に映し出される映像を見ている。
木の枝には透明なプラスチックの箱などがぶら下げられていた。

一通り見てからキアズマカフェでお茶。


椅子がかっこいい。

18時-----

晩御飯を食べるところを探しに、kamppiへ。
kamppiはヘルシンキ中央駅からちょっと歩いたところにある、バスターミナルで、ショッピングセンターになっている。
若いお店がたくさんあって、いつも人でにぎわっている。

そこで偶然、ユーリオと出会う。
ユーリオにおすすめのお店を教えてもらう。

結局カフェに入って、パンやサラダなどを食べる。
和民さんの留学苦労話を聞かせてもらった。

19時-----

この時間になると、お店もしまっているので、ヘルシンキ市内には行くところがあまりない。
幸い、まだ日が長い時期なので、公園を見ることにした。
さんざん歩き回った結果、目当ての公園とは違う公園にたどり着いてしまったけれど、海がきれいな場所だった。


ヘルシンキの港。


途中で見かけたギャラリーの彫刻。
とても好き。

帰り際、ヘルシンキ大聖堂にも立ち寄る。
とても壮大な建物で、ヘルシンキの町並みがきれいに見渡せるすばらしい場所だったけれど、ぼくはトイレに行きたくて、それどころではなかった。


実物を見ると、迫力を感じる。


大聖堂の前の広場。
広場がある都市っていいな。


電話ボックスまで輝いて見える。

20時半-----

和民さんをユースホステルまで送り届ける。
そこでこっそりとトイレを借りる。
本当に危ないところだった。

21時半-----

帰宅。

0時-----

シャワー。

0時半-----

寝た。