2009年10月31日土曜日

インターネットダイエット

11時-----

起きる。
今日はハロウィンだからどこも店がやっていない。
だから一日中家にいるんだ。
でも、出来ることなら無為な一日にしたくない。
そこで、ネットの時間を制限することにした。
いつもネットをだらだら見てしまうことで時間を無駄にしている。
それを改善したい。
午前と午後1時間ずつにした。

12時-----

ポトフを作って食べる。

研究用の地図を作る。
建物を立体的なイラストにして子どもでも直感的に理解できるような地図を作っている。

読書。
最近は夏目漱石を読んでいる。
なんとなく。

ゲーム。
あまり夢中になっているわけではないけれど、とりあえず最後まで一通りやってみようかなという感じでやっている。

HP用の画像作成。
携帯やiPhoneでも見れるようにGIFアニメを作っているのだけれど、残念な出来栄え。

創作用の勉強。
「かくれんぼマニュアル」をしっかり書くために色々勉強した。

1時-----

まどろみ探偵「くすぐったい道」を書く。
謎が中々解けない。
でも、解けるまでは寝ないぞとこらえて頑張った。

4時-----

寝た。

2009年10月30日金曜日

フィールドワークアローン

10時-----

何度寝かを繰り返して起きる。
今日はフィールドワークに行く日だから学校には行かないことにした。
外はよく晴れている。
調査日和だ。

ユーリオがガールフレンドを連れてきた。メキシコから。
とても柔らかそうな雰囲気の人だった。
女性的。

11時半-----

食堂。
ミートソーススパゲッティを食べる。

12時-----

調査開始。
晴れてはいるが、とても寒い。
気温を確認したら、何と-1℃!
自転車をこぐ太ももの上を冷たい風が通り過ぎる。
これはどんどんぼくの体力を奪っていくだろう。
とにかく時間との勝負だ。
そう思ったぼくは自転車をこぐ力を強めた。

アンケート調査をする小学校の周りの建築などの写真を撮って回る。
写真を基にして、イラストの地図を作ろうと思ったのだ。
絵で示した地図なら子どもにも分かりやすいし、細かい情報も汲み取れる可能性がある。
それに、ぼくとしても前から一度イラスト地図を作ってみたかったんだ。

しかし、建築の数はとても膨大だし、かなり大変。
しかも、2時間かけて取った写真のほとんどが使い物にならなくなってしまった。
この時点でぼくは呆然。がっかり。もうやめようかな。
とりあえず、手元に残された写真でプロトタイプを作ってみようと思う。

15時半-----

家に帰り、ベッドに入る。
凍えた。
太ももはうまく動かない。

温まりながらゲームをやった。
風邪を引かないようにしなくちゃ。

19時-----

晩御飯。
昨日作った肉と白菜、ネギの味噌汁と今日新たに作ったトマトソースのパスタ。
味噌汁美味い。

20時半-----

ユーリオとテレビのシンプソンを見ながら、談笑、読書。
坊っちゃんを読み終わった。

前半の坊っちゃんの性格にはとてもいらいらさせられた。
何でそんなに人のことを悪く言うんだ、と。
坊っちゃんは竹を割ったような性格であるとどこでも評されているけれど、そうかな?
後半の教頭先生とかとの対立のところでは真っ直ぐでいいやつだな、と思ったけれど。
読み返してみたらまた違うように感じるかもしれない。

それから後は特に何もしない時間を過ごしてしまった。
だめだなー。

2009年10月29日木曜日

ヨガのかけ声

(登場人物)
クラウス:ルームメイトのノルウェー人。

10時-----

研究室へ。
画像処理の仕事をしまくった。
楽しいからもくもくやれる。

11時半-----

食堂。
またでっかいソーセージを煮た料理が出た。
美味しかった。

12時-----

画像ソフトの使い方をネットで調べながら色々いじる。

15時-----

ヨガのクラス。
姿勢がぶれなくなった。
体も少し柔らかくなってきた気がする。
でも、先生の
「さあ、ここで一気に!」
みたいな掛け声の力強さが苦手。

16時-----

帰宅。

20時-----

クラウスにノルウェーの遊びを教えてもらう。
スティックボールという野球のような遊びが独特だった。
それから話は政治やノーベル賞の話に。

22時-----

ホームページの素材作り

1時-----

まどろみ探偵を書く。

1時半-----

寝た。

2009年10月28日水曜日

ティータイムの過ごし方

10時半-----

一度、8時に起きたのにどうしても眠くて二度寝した。
なんだかずっと眠い。

12時-----

食堂に行く。
今日のメニューはミートローフ。

12時半-----

研究室へ。
ぼく専用の鍵を貰った。

「くっしゃん」
なんだかくしゃみがよく出る日だ。
でも、フィンランド人は「ブレスユー」とは言ってくれない。

14時-----

ティータイム。
お菓子をつまみながら紅茶を飲む。
フィンランド人はコーヒーを飲む。
フィンランドはコーヒーの消費量が世界一らしい。

フィンランドの会話はよく分からないけれど、雰囲気を見ているだけで結構楽しい。
それに時々、英語で話しかけてくれる人もいる。

「はは、こんなの使えないよね」
と笑いかけてくれたり、
「私、今、この商品を売ろうとしてるの」
とジョークの解説をしてくれたりした。
「この棚どかすから手伝って」
と言われたときには大喜びで手伝った。

14時半-----

資料の英語の訂正など。

16時-----

スーパーで肉などを買って帰宅。

19時-----

ホームページの素材用の絵を描いた。

20時半-----

シンプソンを横目で見ながら、肉と白菜のしょうゆ煮を作った。
ユーリオが大笑いをしていた。
本当にシンプソンが好きなんだなあ。

少しゲームをした。

22時-----

描いた絵をデジカメで撮影してパソコンで処理した。

1時-----

まどろみ探偵を書いて寝た。

2009年10月27日火曜日

ブレスユー

8時-----

冬時間を利用して生活時間を改善だ。
ちゃんと8時に起きるんだ。

10時-----

なのに、研究室に着いたら10時だった。
何なのだ、この空白の2時間は。

だらだらしていると時間があっという間に過ぎる。

今日は画像処理系の仕事をやった。
アンケート用紙に付けるロゴの作図と、地図の作成。
図をいじるのは楽しい。

11時半-----

ユーリオが携帯にメッセージを入れてきた。
「ヘイ、ユー。どこでご飯食べるつもり?」
寂しがり屋だな。
「dipoliに行くから、良ければ一緒に行こうよ」

こうしてユーリオとお昼を食べた。

帰り道、ぼくはくしゃみをした。
するとユーリオが
「ブレスユー」
とつぶやく。
これはマナーらしい。
知っている人がくしゃみをしたら、言わなくちゃいけないらしい。
通りすがりの人でも言った方がいいとか。
日本には花粉症があるから、そういう習慣があったらきっと大変だ。

12時半-----

アンナに英文をチェックしてもらう代わりに、封筒に紙を入れて封をする作業を手伝った。
この封筒はヘルシンキに住む10000人の人に送られる、調査の依頼書だ。
インターネットのアンケートに答えてくださいというお願いの紙が入っている。
反応は上々のようで、500人ほどに送った現在、150名を超える人から回答があったらしい。

英文チェックはなるほどなーという感じで、立派な英文にしてもらった。

16時-----

帰宅。

21時-----

ユーリオと一緒にアパートのサウナに入りに行く。
週に一回のサウナデーだ。
たくさん汗が出た。
サウナのあとのビタミンジュースは格別。

1時-----

寝た。

2009年10月26日月曜日

冬時間始まる

8時-----

9時に起きたのに8時だった。
それは夏時間から冬時間になったからだ。
いつもの9時が8時になる。

つまり、普段と同じようにしていたのに、ぼくの生活は早起き型に改善された。
あら、不思議。
これは早起きというのだろうか?

とにかく、学校に着くのも一時間早くなり、みんなが来ていない研究所に悠々と到着できた。

9時-----

研究室。

トイレにいるときにふと思った。
今日は頑張ろうではないか。

ぼくは頑張った。
仕事がすらすらと進んだ。
とても気持ちが良い。
仕事はやれば気持ちが良いものなのに、どうしてやりたくないと感じてしまうのだろう?

11時半-----

いつもの12時半に食堂に行く。
今日のメニューは魚のカレーソース仕立て。
マッシュポテトもあった。
両方ともとても美味しかった。

12時-----

あまり休憩せずに作業を進めた。

15時-----

やるべきことが終わってしまった。
今週はもう仕事が無い。
月曜日なのに。
ゆっくり勉強でもする週にしようか。

16時-----

研究室を抜け出す。

17時半-----

日本の研究室の後輩と研究の話。
どうやら先生にも研究の方針を認めてもらえた模様。
大成功だ。
ぼくもほっとした。

20時-----

ひき肉とナスのトマト煮込みを作った。
クリームチーズを塗ったパンに乗せて食べたら、ものすごく美味しかった。

ノルウェー人のルームメイトにノルウェーの写真をたくさん見せてもらった。
木に積もった雪の上を滑り落ちるスポーツ(?)や洞窟の写真が印象的だった。
あと、かわいい鳥の写真。

ユーリオがメキシコのおもちゃと帽子を見せてくれた。
おもちゃは剣玉のようなもの。棒に紐がついていて、穴の開いた木の塊につながっている。
ぼくは剣玉の腕を披露した。
帽子はとても幅の広いハットで、きらきらの刺繍がしてある。
たぶん花と蝶々がモチーフ。
とても派手。
ユーリオは「特別なパーティーがあったらこれをかぶって行くんだ」と言っていた。

2時-----

寝た。

2009年10月25日日曜日

無賃乗車キートス

9時-----

起きた。
空は曇っていて今にも雨が降りそう。
ここのところずっとこんな天気だ。
だから、ぼくの頭の中も雲がかかったようになっていて、眠い。

11時半-----

ヘルシンキブックフェアに向かう。
どんなイベントなのかは分からないけれど、本やマンガが集まっているらしい。

トラムで行く。
音楽を聴きながら湿ったヘルシンキの町並みを眺めていると、おばあさんに肩を叩かれた。
「キートス(ありがとう)」
「?」
席を譲ってくれってことなのかな?
と思ってみてみると、手にバーコードを読み取る機械のようなものを持っている。
ああ、あれだ。
無賃乗車のチェックだ。

ヘルシンキのトラムは事前にチケットを買っておくか、運転手さんから買うか、トラベルカードを使うかして乗る。
また、バスのチケットなどを持っていれば、購入した時間によってはそのチケットで乗ることが出来る。
つまり、トラムには乗る方法がたくさんあるから、誰がチケットを持っていて、誰が持っていないのかよく分からない。
だから無賃乗車も簡単に出来てしまう。
それを取り締まる係りの人がいるのだ。
4人組でトラムの前と後ろの出入り口をふさぎ、みんなのチケットを確認する。

ぼくは緊張しながらトラベルカードを出した。
トラベルカードの使い方が間違っていて、無賃乗車になっていたらどうしよう……。
そう思うと手が震えた。

ピー。
機械に出るOKの文字。
ぼくは大丈夫だった。

珍しい経験をしたな、と思った。

ヘルシンキブックフェアの会場に到着。
以前、ヘルシンキデザインウィークで来た場所と同じところだ。
パセラ駅近くのイベント会場。

中はこんな感じ。


たくさんの人で賑わっている。

ぼくは会場を一通り歩き回って、フィンランドの出版事情が何となく分かった気になった。
読めないものでも、本があるとうれしくなるのはなぜだろう。

ぼくはムーミンの英語版と鳥の絵を4枚買った。
鳥の絵は図鑑に使われているような絵が、とてもきれいな印刷で大きな厚紙に刷られている。
紙は古くなって黄ばんでいる。
浮かび上がるような小鳥の絵がとても素敵。引き込まれる。
ぼくは何百枚と積まれた絵の中を、一枚ずつ丹念に調査して、ついにスズメの絵を見つけることに成功した。
日本にもいるスズメとフィンランドのスズメの二種類。
日本に帰ったら、この絵を額に入れて飾るんだ。

15時-----

何と、帰り道にもトラムのチケットチェックに遭遇した。
二回目だから余裕だぜ。

帰宅して、遅い昼ごはんを食べる。

19時-----

日本の研究室の後輩と研究の話。
順調に進んでいる。

21時-----

晩御飯。
ナスの味噌炒め。

ユーリオによると、今日から冬時間の始まりらしい。
時間が一時間遅くなるとか。
日本人のぼくにはなじみの無いシステムなので、混乱する。

22時-----

執筆活動再開。
まどろみ探偵シリーズの新作「くすぐったい道」を書き始めた。

2時-----

寝た。

2009年10月24日土曜日

ブーツ(女性用)を買った

11時-----

起きてシャワーを浴びた。

12時-----

昨日作ったソーセージスープを温めて食べる。

15時-----

ヘルシンキ市内へ買い物に行く。
今回の目当てはブーツとドライヤーだ。

昨日アンナに紹介してもらったアウトドアスポーツの店に行く。
ゴアテックスで機能的に申し分なさそうなブーツが並ぶ。
しかし、ちょっと高い……。
他の店を見よう。

次はユーリオがお奨めしてくれたストックマンだ。
確かに安いのがたくさんある。
でも、品揃えが少ない。
お。いいなこれ。
と思ったら女物。
うーん。
男物で良いものは無いものか。
ぼくはストックマンを後にした。

気分を変えるためにドライヤーを買った。
12€。
思ったよりも安く手に入った。
優雅な曲線を描いたシルバーのボディ。

もう一度ストックマンへ行く。
やっぱりあの女物だ。
積んである箱から26cmのものを引っ張り出してレジへ持っていく。
60€のシール。
安い。
と思ったらレジでは35€。
さらに安くなった。
良い買い物をしたぞ!

それからオーガニック食材の店でパスタを買って家に帰った。

バスターミナルで、ローラー靴を履いている子どもを見た。
日本で数年前に流行った、あのつま先を上げて店の中をすべるスニーカーだ。
こっちにあるとは思わなくてびっくりした。
フィンランドはローラー系の遊び道具の人気が高い気がする。

22時-----

パスタとコーンサラダを食べた。

2時半-----

寝た。

2009年10月23日金曜日

ユーリオは話したい

(登場人物)
アンナ:オーガニック好き。
ユーリオ:メキシコ人のルームメイト。フィンランドの閉鎖的な文化に違和感を感じている?

9時@部屋-----

起きる。
しかし、ぼんやりとしてやる気が起きない。
こんなときは一日をゆっくりと始めよう。
学校に行く時間を少し遅らせた。

11時半@食堂-----

同じ建物内にあるレストランへ行く。
やっぱりここの食事は口に合わない。
今日はサラダのドレッシングがダメだった。
酸っぱくて味がない。
水で流し込んだ。

研究所の人との交流のためにはここで食事をしたほうが良いけれど、ちょっときつい。

13時半@ティールーム-----

ユーリオがぼくをティーブレイクに誘った。
ユーリオは話し相手がほしいんだ。
研究室の男性は寡黙でぜんぜん話してくれないと言っていた。

「メキシコだったら、研究所についてから部屋に入るまでに色々な人と会話をして20分くらいかかるんだよ」
「それは大変だね」

16時@研究室共有スペース-----

封筒入れの作業を手伝う。
報酬として、アンナにアウトドアスポーツの店とオーガニック食材の店を教えてもらった。

18時@部屋-----

帰宅。

23時@キッチン-----

晩御飯。
ユーリオは最近ふさぎ気味だ。
「君みたいにいつもリラックスしていたいよ」
「そんなことないよ」

3時@ベッド-----

寝た。

2009年10月22日木曜日

学生証はないけど、一応学生

(登場人物)
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。シンプソンを欠かさず見ている。
チャンさん:先週のパーティーで出会った中国人。
インさん:日本の研究室の後輩。修士課程。

9時@ベッド-----

起きる。

研究室へ。

11時半@食堂-----

ユーリオの案内で今まで使ったことのない食堂に行く。
学生証が無いので、高い料金を取られた。

先日のパーティーで出会った中国人チャンが話しかけてきてくれた。

12時半-----

研究室へ。
日本の論文などを読む。

15時-----

ヨガ。
片足立ちが上手くなった。

16時-----

帰宅。
洗濯。

インさんの研究の相談。

20時半-----

シンプソンを見ながら晩御飯。
パスタとソーセージ。

21時半-----

ホームページを作るために、スタイルシートなどの勉強。

1時半-----

寝た。

2009年10月21日水曜日

世界最高のお菓子

11時半@部屋-----

起きてフィンランド語の勉強をした。

12時@dipoli-----

今日のメニューはケバブだった。
一体、何回目だろう。
このレストランdipoliはケバブを出すのが好きだ。
味は並。

12時半@郵便局-----

家族からの郵便を受け取る。

13時@研究室-----

どうにもやる気が出ない。

自分の勉強は出来ないなと思ったので、研究チームの仕事である、封筒に手紙を入れる作業を手伝う。
単純作業は楽しい。

16時半@自宅-----

家族からの郵便物を開けてみると、中にはチョコパイが入っていた!
とてもうれしい。
チョコパイは世界最高のお菓子だ。
少しずつ、大切に食べることにしよう。

それから後は延々とネットなどを見続ける。

2時半@ベッド-----

寝た。

2009年10月20日火曜日

タリン旅行記3

(登場人物)
アンナ:研究チームのメンバー。たくましい感じの女性。オーガニック好き。陽気。
マルケ:研究チームのボス。優秀な研究者。
クリストファー:研究チームのメンバー。買い物の品定めをするときの目が真剣。

9時@ホテル-----

起きる。
朝ごはんは今日も山盛りのフルーツとパン、チーズ。
アンナはデザートが甘すぎると言って食べない。
ぼくが貰った。
アンナはオーガニック食品とかが好きだから、こてこて系はあまり得意ではない。
ぼくでも分かっていることなのに、なんで彼女は無理目のデザートに挑戦してしまうんだろう。

11時@フェリー-----

マルケに紅茶をおごってもらった。
今回の旅行、参加者はみんなお金を払っていない。
マルケたちの研究チームが今年獲得した研究賞の賞金が費用に当てられているからだ。
ぼくはその研究に対して何もしていないのに、ちゃっかりおこぼれに与ってしまっているということ。

旅行の最後の締めはショッピング。
ぼくはクリストファーと一緒にショッピングコーナーを見て回った。
香水売り場にやって来た。
フィンランドの男はみんな香水を使うらしい。
そして、スウェーデンの男はもっと香水を使うという。
ぼくも試してみようかなと思った。
実際にやってみるのはきっとずーっと後になるだろうけれど。

ムーミンのイラストが描かれた紙のボードがあって、何かなと思っていたら、クリスマスカウントダウンカレンダーだった。
1から24の数字が書いてあって、クリスマスまでその数字に穴を開けてカウントダウンするためのものらしい。
こっちの人にとってのクリスマスはやっぱり日本のもの以上に大切なんだなと感じた一品。

13時@ヘルシンキ-----

帰ってきたヘルシンキ。
本当に帰ってきたなあ、という落ち着く感じがする。

ギャラリーで絵を少し見て、レストランでランチ。
ラザニアを食べた。
美味かった。

15時@自宅-----

スーパーで買い物してから帰宅。
ネットなどをだらだらと見る。
だらだらだらと時間が過ぎる。

21時@キッチン-----

晩御飯はひき肉を焼いたやつ。

22時@部屋-----

アーチェックを描く。

2時半@ベッド-----

寝た。

2009年10月19日月曜日

タリン旅行記2

(登場人物)
クリストファー:研究チームのメンバー。おそらくチョコレートが好き。
マーリ:研究チームのメンバー。いつもデザートを頼むけれど食べきれない。

9時@ホテル-----

起きる。
テーブルには昨日買ったフルーツやシリアル、チーズなどが山ほど並ぶ。
ぼくは朝はそんなに食べない方なので、チョコレートやぶどうをぽちぽち食べた。

11時半@タリン住宅街-----

お昼ごはんまで自由行動。
女性4人はフェイシャルエステに行った。
クリストファーは少し郊外の方に行くという。
ぼくは旧市街の周りにあるふつうの住宅地を見に行くことにした。

外は雨。
折り畳み傘がふにゃふにゃになるくらい濡れて、靴下ももはや高野豆腐だった。

郊外型のショッピングモールを見つけて入る。
日本やそのほかの国にもありそうな近代的な買い物場。
DVDショップや電気屋、雑貨屋、Macの販売店。
ぼくは本屋に行ってどんな本が売られているのかを見た。
エストニアのもの以外ではアメリカものがやはり多かった。

14時@イタリアンレストラン-----

イタリアンレストランでみんなと待ち合わせ。
このお店はシステムが独特。
入り口でカードをもらい、料理の各コーナーでそのカードを提示して最後に清算をする仕組み。

ぼくはボロネーゼとサラダ、アップルタイザーを食べた。

女性陣はデザートまで欲張ってとって食べきれなくなってしまったので、ぼくがもらって食べた。
チョコレートケーキとクリームチーズケーキ。

16時@建築事務所-----

とても古い、大きな廃工場にやってきた。
ここは建築事務所。
かつてトイレットペーパーを作っていた工場をリノベートして事務所として使っているのだ。
暗い灰色のコンクリートがむき出しになっただだっ広い空間を、ガラス板や本棚で仕切っている。
とてもかっこいい。

GPSを使った社会調査の例を見せてもらった。
今まで見てきた経験からすると、ここら辺の人たちは情報を集める技術に関する研究は積極的に行っているけれど、そのデータをどうやって扱うのかは全くと言っていいほど考えていない場合が多い。
だからそれは都市計画の研究にはなっていない。

最後に研究の結果をまとめた立派な冊子を貰った。
灰色の生地がついたハードカバーで、モノクロの絵が描かれた透明なフィルムのカバーがかかっている。
中のデザインも凝っている。
かっこいい。

17時@タリン中心地-----

買い物の時間。
雑貨屋を見た後、子供服屋へ。
研究チームのメンバーの一人がパパになるので、そのプレゼントを探すのだ。
女性人3人がいつまでもプレゼントを選べないでいるので、ぼくとクリストファーは他の店を見て回ることにした。

本屋とチョコレートショップに行った。
クリストファーはいつもチョコレートを探しているように見える。

19時半@Sakura-----

タリン市内にある日本食レストランへ。
シェフはロシア人らしいけれど、ちゃんと美味しかった。
刺身、焼き鳥、鉄板焼き、石狩鍋。
鍋の後にはごはんが来て、ぞうすいにした。

デザートに梅酒アイス。

マーリはフルーツ天ぷらを頼んでしまった。
ちょっと味見したけれど、やっぱり美味しくない。
でも、ここでは人気のメニューらしい。

21時半@ホテル-----

夜の教会などを眺めながらホテルに戻る。
ワインを飲みながらおしゃべり。

0時@サウナ-----

サウナに入った。

サウナから出たときに言う決まり文句を教えてもらって、言った。
もう忘れてしまったけれど。

1時@ベッド-----

寝た。

2009年10月18日日曜日

タリン旅行記1

(登場人物)
マーリ:研究チームのメンバー。
アンニ:マーリの子ども。1歳半。
クリストファー:研究チームのメンバー。日本人に比べて目とまゆが近い。
マルケ:研究チームのボス。エレガントさがあると思う。
ペニー:研究チームのメンバー。イギリスから来たギリシャ人。

9時@ベッド-----

目が覚める。
今日は旅行に行く日だ。
研究チームのみんなとエストニアのタリン旅行。
楽しみにしていいのか悪いのかよく分からない自分の気持ち。
でも、とにかく行ったことのない場所に行くのはいいことだ。
準備をしよう。

10時半@スーパーの前-----

小雨が降っている。
ぼくはスーパーの前でマーリの車を待つ。
来た。
車の助手席には赤ちゃん。
ベビーシートが進行方向と逆向きにつけられているので、後部座席に座ったぼくとは向き合う形になる。
じっとぼくを見つめ、そして、はにかむ。
かわいいじゃないか。

11時@フェリー-----

タリンへはフェリーで向かう。
揺れるんじゃないかと心配したけれど、全然そんなことはなかった。
なんとも豪華な船。
余暇はこうでなくっちゃね。と言っているようだ。
船の中には広い売店もある。
ぼくのうちの近くのスーパーよりも断然大きい。
しかし商品のほとんどがお酒。
フィンランドの人はエストニアにお酒を買いに行くのだ。
酒税の率がフィンランドとエストニアではかなり違うらしく、お買い得らしい。
なので、フェリーのチケットには「ワインのボトル90本まで」のように持ち帰れるお酒の量が記されている。

ぼくはクリストファーにお酒の解説をしてもらった。
「これが人気あるんだ」
「これはベリーから出来ててとても美味しい」
とか。

フェリーには舞台まであり、ピエロが何か芸をやっていた。

14時@タリン港-----

雨が強い。
ぼくたちは傘をさしてホテルへと向かった。
歩いて15分くらい。

とても豪華な部屋だった。
キッチンはオール電化で最新式。
なのに暖炉がある。
そして、壁や梁は古い木材をおしゃれに配置したリノベーション型。
石の階段がおしゃれ。

14時半@エレファント-----

ぼくたちはアンナの薦めでインド料理のレストランに行った。
マルケがグアバラッシーを頼んだので、ぼくもマンゴーラッシーを頼んだ。
とてもおいしそうなラッシーが運ばれてきた。
ぼくとマルケは顔を見合わせてにんまりする。

その結果、他のメンバー全員がラッシーを追加注文。
旅の6人全員でラッシーを掲げ記念撮影をした。

18時@タリン旧市街-----

タリン旧市街はヨーロッパでもなかなか珍しい感じの古い建物が保存されている地域だ。
日本人のぼくにはまるで童話の世界に入り込んでしまったような感覚が与えられる。
教会や石造りの塔、煙突のある小さな家。
ただ歩き回っているだけでとても楽しい冒険の感じがある。

マトリョーシカを売る店や、伝統的な服を売る店などがあった。
でも、観光客向けなので高い。

19時@ショッピングモール-----

タリン旧市街を少し離れると近代的なショッピングモールがある。
ぼくたちはそこのスーパーで翌日の朝ごはんの買出しをした。
みんな、そんなに食べられるの!? というくらいぼんぼんショッピングカートに果物やパンやらデザートやらを詰め込む。
「あなたも欲しいものをどんどん入れなさい!」
ぼくは迫力に圧倒されてしまった。

19時半@ホテル-----

ろうそくに火を灯し、みんなでワインを飲んだ。
ゆっくりと雑談をする。

ペニーがパソコンでギリシャの写真を見せてくれた。
青い空が美しい、きれいな島。
フィンランド滞在中に是非訪れたいな。

0時半@ベッド-----

寝た。

2009年10月17日土曜日

パーティその2

(登場人物)
ツルコ:同じアパートに住んでいる日本人。
エリック:パーティーで出会ったフィンランド人。

8時@ランドリー-----

二日酔いもなく気持ちよく起きることができた。
もしかしたら寝たまま死ぬかとも思ったけれど。

洗濯をした。

10時@ベッド-----

でもやっぱり眠いから寝た。
今日は遠足の誘いがあったけれど、曇っているし行かないことにした。
休養が必要だ。

11時@キッチン-----

ナスのスープとパンを食べる。

そしてまた寝る。

16時@自室-----

起きてアーチェックを描く。
一通り描き終えた。
今作ではアーチェックは一転がりもしなかったので、同じ位置にアーチェックを11回も描いた。

18時半@自宅-----

ツルコが来たのでパーティーへ向かう。
連日パーティーだ。
何だか留学生らしくて嫌だね。
今日のパーティーは日本人学生が新居に引っ越したことをお祝いするパーティー。

20時@パーティー会場-----

道に迷ったりしたため到着が遅くなった。

昨日とは打って変わって静かなパーティー。
手打ちのうどんなどが出た。

エリックという面白いフィンランド人に会った。

「おれさー、24時間寝たことがあるんだよね。特に疲れていたわけでもないのにさ、気付いたら一日なくなってたよ。コンピュータつけてびっくり! あれ、日にちが飛んでる! ってね」

彼はいつも12時間くらい寝ているという。
働くことが出来なさそうだからずっと大学に居続ける気らしい。
ぼくたちは気が合いそうだ。

悪い日本語を教えてあげたら、喜んでいた。

0時@雨の降る道路-----

終バスに向かって走った!

3時@ベッド-----

寝た。

2009年10月16日金曜日

パーティその1

(登場人物)
ユーリオ:パーティ好き。

10時@自宅-----

起きる。

10時半@研究室-----

フィンランド語の授業の予習。

12時半@大学メインビル-----

フィンランド語の授業。
部屋にあるものの説明の仕方。
「キッチンにベッドはありません」など。

15時@研究所-----

研究所のカフェスペースの前を通り過ぎるとみんなスパークリングワインを飲んでいた。
何だろうと思ったら、引越しのお祝いだった。
ぼくも軽くワインを飲む。

16時半@自宅-----

アーチェックの執筆に取りかかる。
今度の作品はメガホンのしくみについて。

18時@キッチン-----

ナスを調理。
今度のナスは腐ってない。
トマト味のスープにした。

19時@パーティー会場-----

アジア人とフィンランド人の交流パーティに参加した。
ぼくは飲まされ過ぎてとてもふらふらになった。
おかげで、外国の人たちともすっかり仲良くなれたけれど。

0時@自宅-----

帰宅したら急に気持ちが悪くなってトイレで吐いた。
こんなに酔ったのは久しぶりだ。

3時@ベッド-----

気持ちが落ち着いてきたところで寝た。

2009年10月15日木曜日

チケット小冒険

(登場人物)
サトシ:調査依頼の封筒のあて先に書かれていた名前。
ユーリオ:メキシコ人のルームメイト。

11時半-----

電話のビリビリという音で目が覚める。
ああ、大寝坊だ。
もうお昼、とにかく食堂に行こう。

ハンバーグとマッシュポテト。

12時-----

封筒を閉じる作業を手伝う。
みんなが面白い名前を見つけては笑っている。
サトシが日本人の名前だって知ってた。

ロヴァニエミ行きの飛行機がもうない。
クリスマスに日本の友だちと行く予定なのに。
大変だ!
どうしよう!

そうして困っているぼくのところに、朝から何度も電話がかかってきている。
知らない番号だ。
1秒着信しては切れる。
何度もかけてきてうるさいから、終にこちらからかけてみた。
へんな外国人が出た。
会話が通じない。
英語が苦手だから、スペイン語かフランス語を使ってくれないかと言われる。
何だそれ。
ホットメールのアドレス教えろとか言ってきた。
結局、電話代に6€も取られてしまった。
番号を後から調べてみたら、モロッコからの電話だった。
何なんだろう。
オレオレ詐欺みたいなもの??

14時半-----

ロヴァニエミ行きの飛行機が取れないならば、電車のチケットを取るしかない。
もう、一刻も早く取りに行くしかない。
ぼくはそう思い込んだ。

ああ、嫌だなあ。
もし満席だったらどうしよう。
変な席だったらどうしよう。
英語が通じなかったらどうしよう。
行きたくないなあ、めんどくさいなあ。

あたまの中をぐるぐるさせながら、ぼくはヘルシンキ駅へ向かう。

チケット売り場。
順番待ちの番号札を取って待つ。

おばさんの係員。
つたない英語で何とか伝える。

「寝ますか?」
「はい、寝ます」

「帰りは乗り換えになりますがいいですか?」
「はい、いいです」

何とか席はあったみたいだ。
しかし、カードでお金が払えない。
1040€。
限度額を超えているのか。

「16時までは開いているから、それまでにお金をもって来てください」
「はい、がんばります」

まずはATMへ。
1000€を下ろす。
これが一日に下ろせる限界。
財布には20€しか入ってない。

足りない。
そうだ、ぼくには日本のお金がある。
換金だ。
換金所はどこだ。
あそこだ。
長い列!
何でだ。
旅行か。
みんな旅行に行くのか。
あと20分でチケット売り場が閉まってしまう。
そこの人、何をうだうだやっているの。
大丈夫かな。
きっと大丈夫だよ、うん。
あと8人。
ゆっくりやっても間に合うだろう。
窓口3つもあるんだから。
でも、遅い。
本当に大丈夫!?

4時5分前、ぼくの番が来た。

そしてぼくはチケットを手に入れた。

やったぜ。
肩の荷が下りた。
とても気持ちがいい。

さて、せっかく市街地に来たんだ。
何かしてやるぞ!

16時-----

ぼくは服屋を見て、欲しいものを探し、それから日本食材屋でごま油と味噌と米を買った。
15€は高いけれど、需要度が高いからつりあう。
「寒いですね」
レジのおばさんが話しかけてくれた。
「もう雪が降りましたね」
日本語で会話すると、気持ちが安らぐ。

17時-----

帰宅。

本を読み終える。
とても好きな本だった。
ストーリーとか、そういう部分ではなくて、その本が好きだと感じた。

20時-----

昨日に引き続き今日もナスを買う。

ナスとひき肉の味噌炒めを作った。
米の炊き方を失敗してしまった。
猫まんまにして食べた。

ユーリオとテレビでシンプソンを見た。

ユーリオは日々の生活にストレスを感じていると言っていた。

1時半-----

寝た。

2009年10月14日水曜日

巨大ナス

(登場人物)
インさん:日本の研究室の後輩。中国人。

9時-----

起きる。
リンゴ食べる。

10時-----

森の間を抜ける道。
水溜りに氷が張っている。
池に映る樹の影。
太陽の日差しが低く前方から照らし、地面も草も建物もすべて白く輝かせている。
思わず「まじでか」と声に出してしまった。

11時半-----

dipoliへ。
カレー系の何かを食べた。

12時半-----

フィンランド語の授業。

14時半-----

封筒に手紙を入れる作業のお手伝い。
たまにやる単純作業は楽しいね、と話しながらやる。
みんなは宛名を見てセレブがいないか探していた。

17時半-----

帰宅。

19時-----

インさんの研究の相談。
中国の農村部における工場と農地の混在化の問題について。

21時半------

晩御飯。
パスタ。

ナスを入れる。

スーパーでとても大きなナスが売っていたから買ってきた。
ラグビーボールくらいの大きさ。
ラグビーボールの大きさはぼくにはよく分からないけれど、たぶんそれくらい。
とにかく大きくてびっくりしたから、どうしても食べたくなってしまったのだ。

包丁を入れる。
ナス腐ってる。

結局、普通のナス一本分くらいしか食べられるところが無かった。
残念。

本を読む。

1時-----

シャワー。

3時-----

寝た。

2009年10月13日火曜日

タピオとタイヴォ

(登場人物)
ピーター:研究所の男性研究員。将軍に関する本を読んでいる。
タピオ:研究チームのメンバーの子ども。5歳くらい。
タイヴォ:タピオの弟。1歳半。

7時半-----

起きる。
早起きだ。
窓の外にはどこかへ向かう人。
こんなに朝早くに、と思ったけれど、それはぼくの感覚か。

ランドリールームに向かう。
階段は寒い。
外からの空気が少しずつ染み込んできているんだ。
昨日、置きっぱなしにしてしまった洗濯物がそのままで置かれていた。
別に寂しくもなんともなかったみたいにしている。
それを乾燥機に入れた。

部屋に戻ってスープを温める。
芯まで冷えてしまったスープは温まるまで時間がかかった。

8時半-----

乾燥機の洗濯物を取り出す。
その瞬間、髪の毛がふわりと浮かぶ。
静電気。
乾燥機の鉄の部分に触れたら、電気が通った。

この電気って、そんなに痛くないんだけれど、とても痛いことをされた気持ちになる。

パソコンに向かって、プレゼンテーションの続きを作る。
作業を始めてしまえば、面白い。

10時-----

研究室に着く。
プレゼンテーションの口頭説明の英語を考える。
ぼくは英語が苦手なので、予め用意しておかないと不恰好なことになる。
発表は14時半。間に合うだろうか。

11時-----

研究所のメンバーに誘われて新しい食堂に行く。
陽気で親切そうな目をした若者。
ああ、ぼくこういう人好きなんだよな。
男だけれど。

隣に座った男性研究員ピーターが"Sho-gun"について聞いてきた。
アメリカ人が日本を紹介した本らしい。
ぼくは読んでいないので、よく分からないけれど。
今度その本を貸すから、それが本当のことが議論しよう、と言われた。

12時-----

プレゼンの英語づくりの続き。
時間が迫る。
手が焦る。

14時半-----

ついにプレゼンの時間が来た。
何と、台本作りは半分も終わっていなかった。
そして会場の雰囲気。
発表者と聴く人が近い。
台本なんて読んでいる雰囲気ではない。
もういいや。
下手でもいいからぶっつけでやろう。

そうしてぼくは見苦しい姿をさらしながら、なんとか発表を終えた。
みんなの想像力による補完のおかげで、ぼくの発表は成功した。
途中で「オーグレイト」という声が聞こえた(ような気がする)し、内容について一定の評価をもらえたように思う。

17時-----

タピオの家に行って、日本料理を作る。
発表会のお疲れパーティーだ。

タピオは今日、風邪を引いているらしいけれど、ぼくの目から見ると元気だった。

「タピオがあなたに見せたいものがあるんだって」
お父さんに言われる。
リビングに行ってみると、6メートルほどのロール紙に車の絵がたくさん描かれていた。
よく見ると、カーレースの絵だった。
途中でひっくり返ったり、燃えたりしている車がある。
過酷なレースだ。
大破した車の脇にはオーノーと言う人がいる。
タピオとその絵を見て笑った。

それからぼくは肉じゃがと鳥とネギの煮物を作った。

タピオがキッチンを覗いてきたので、ぼくは包丁を構えて睨みをきかせた。
ウキャと言って隠れるタピオ。
かわいい。

19時-----

パーティー開始。
デリバリーのすしを食べたけれど、美味しくなかった。
米がダメだ。
酢飯じゃないし、雷おこしのように圧縮されている。

ぼくの作った日本料理をタイヴォが食べてくれた。
もりもり食べてくれる。
とても嬉しい。
近くで見ていたら、タイヴォが手を伸ばしてぼくの顔を撫で回してくれた。
何だろう。
気に入ってくれたのかな、と思った。

日本食はみんな気に入ってくれたみたい。
本当のところは分からないけれど、おかわりしてくれたみんなを信じる。

21時-----

外に出ると息が白い。
息が白くなると、テンションが上がる。
そして、寂しくなるほど寒さに締め付けられると、さらにテンションが上がる。

2時-----

読書などをした後、寝た。
伊坂幸太郎、面白い。

2009年10月12日月曜日

発表前日の憂鬱

(登場人物)
マーリ:同じ研究チームの女性。一児の母。

9時-----

起きる。
頭がズキンと痛い。
のどもイガイガする。
風邪だ。

スニッカーズとリンゴを食べて研究室に向かう。
今日は寒いから歩いていこう。

9時半-----

新しい研究室。
みんな忙しそうにしている。
ぼくの机は図書館の中に設置される予定なのだが、まだ用意されていない。

みんないらいらしているので、ぼくはなるべく近づかないようにした。

マーリは余裕があって、ぼくに構ってくれた。
机を貸してくれたり、親切にしてもらった。

10時-----

メールを返し、データをコピーしてから研究室を離れる。
今日はここにいない方がいいだろう。

11時-----

食堂。
カツ。
久しぶりにマッシュポテトが出たので嬉しかった。

11時半-----

アパートに戻るとまだ掃除中だったので、大学に戻る。
自習スペースでプレゼン作り。

14時-----

アパートでプレゼン作り。

21時-----

晩御飯にスープを作って食べる。

それからまたプレゼン作り。

たまにこういう日があるんだ。
一日中同じことに追い回される日が。

1時半-----

まだ全部終わってないけれど、寝た。

2009年10月11日日曜日

締め切りに追われる

11時-----

起きる。

12時半-----

カレーを食べる。

それからようやくプレゼン作りを始める。
週末に残してしまった課題だ。
明後日、ぼくはみんなの前で自分の研究について発表しなくてはならない。

14時-----

ユーリオとサイクリング。

17時-----

帰ってくる。

18時-----

プレゼン作り。

21時-----

晩御飯。パスタ。

プレゼン作り。

0時-----

シャワー。

プレゼン作り。

2時半-----

寝た。
締め切りに追われる日っていうのは嫌なものだ。

2009年10月10日土曜日

ハカニエミ

10時-----

週末はなんと気持ちが楽なんだ。
遅くまで寝ててもいい。

ぼくは週末にやらなければならない仕事をすっかり忘れてしまうことにして、気持ちのいい朝を迎えた。

13時-----

ヘルシンキへ向かう。
目的地はハカニエミという地域のアジアンフードマーケット。
昨日、タピオの両親が紹介してくれた場所だ。
日本食を作るのに便利なものが売っているらしい。

ハカニエミは食材を扱う店が豊富な地域。


こんな感じの市場があって、とてもいい感じ。

アジアンフードマーケットはここからちょっと離れたところ。

行ってみたけれど、ぼくに必要なものは手に入らなかった。
あえて言うなら味噌が置いてあったのが良かった。
その他のものは中国や韓国、タイなどのものがほとんどで、ぼくが活用できなさそうなものばかりだった。

1€ショップや酒屋に行く。
食器と日本酒を手に入れた。

アカデミア書店でハリーポッターを買った。

道で柴犬を見かけた。
和の表情にほっとした。

18時-----

帰宅。

21時-----

カレーを食べる。
ご飯の炊き方を失敗して、芯が残ってしまった。
なかなか難しい。

ルームメイトたちと日本酒を飲む。
博士を取っても仕事ないよね、とか、ノーベル平和賞についてどう思うよ、とか話した。

ノルウェー人のルームメイトに「地球の歩き方 北欧」を見せて、ノルウェーのいい所を教えてもらった。
行くところが多くて、中々楽しめそうな国だ。

3時-----

寝た。
結局、研究のことを少しもやらなかったなあ。

2009年10月9日金曜日

真相は謎だな

(登場人物)
マルケ:ぼくのボス。
マルケの娘さん:歌が上手いらしい。
タピオ:研究メンバーの息子、5歳。一度遊んだことがある。
タイヴォ:1歳半。常にタピオ、タピオと言っている。
タピオの友だち×2:屋根の上にも簡単に登れてしまう子と車のおもちゃを持っている子。
タピオのお父さん:日本の筑波に来た経験がある。

10時-----

今日は寝るんだ。
そう思っていつもより遅く起きた。
今日は研究所が引越しなので、行けない。行かなくていい。
学級閉鎖とか、台風で学校が休みになってしまった日みたいで嬉しい。

リンゴを食べながら論文の検索などをした。

11時半-----

食堂へ。
中華風の何かを食べた。
キノコや肉が入っていた。

12時半-----

マルケの家へ行く準備をする。
今日はマルケの家でお茶をしながら打ち合わせの予定。
近所の子どもの遊び場も見せてもらえる。
楽しみ。

13時半-----

自転車はとても寒い。
耳が痛くなった。
頭の中にまで染み込んでくる痛さだ。

迷いながらも何とかマルケの家にたどり着く。

まずはマルケの家の中を見せてもらう。

「これがフィンランド式の家よ」

とてもきれい。
ものがすっきりと片付いている。
それから、天井が高い。
サウナがあった。
あと、フィンランドでは家の中は靴を脱ぐというのも習慣みたい。
やっぱりフィンランドって日本と似ているかもしれない。

中国式の緑茶をいただく。
あと、クリームの付いたパン。とても美味しかった。

14時-----

公園や住宅街などを巡り、小学校の中にまで入れてもらう。
フィンランドの小学校の教室を見てしまった。
机の並び方が日本と違って、グループ式。
給食を食べるときみたいな並べ方だ。

校長先生と会って握手をする。
この校長先生、ぼくの調査を快く受け入れてくれた人。
とてもいい人。

この小学校は国内で唯一、中国クラスを持っているところらしい。
ドアに中国語で、教室、とか、体育館と書いてあって、ぼくにも読むことが出来た。

15時-----

マルケのアパートに帰ると、娘さんがいた。
英語が上手い。
参ったもんだ。
フィンランドの子どもの現状について語ってもらった。

それからマルケと研究の打ち合わせ。
アンケートは直したものはダメで、昔の日記形式の方を採用することになった。
モデルの説明はとても気に入ってもらえた。

「すばらしい。私はあなたを誇りに思うわ」

嬉しかった。

16時-----

マルケと同じアパートにもう一人、研究所の仲間が住んでいる。
その人を訪ねる。
ちょっと挨拶をするだけのつもりだったけれど、お茶をいただき、それから1歳半くらいの男の子タイヴォとも遊ばせてもらった。
お互い言葉がしゃべれないけれど、壊れたおもちゃを直してあげたら仲良くなった。

そこに、五歳くらいの兄が帰ってきた。
彼は先日おにごっこを一緒にした子だった。
名前はタピオと言う。
タピオはぼくに気付くと走り回って逃げ出した。

家を舞台にした鬼ごっこが始まった。
ベッドの下や布団の中などにかくれまわる。
追いかけました。
面白かった。

5メートルくらいあるロール紙に描いた絵も見せてもらった。
誇らしげに見せてくれた。

それから、タピオとタイヴォ、お父さんと公園に出かける。
公園内でも鬼ごっこ。
タピオの友だちも混ざっておいかけっこをした。

タピオが「エングランティア」と友だちに言っている。
「エングランティア」はフィンランド語で「英語」のことだ。
何かと思っていたら、追いかけるぼくに向かって「ストップ!」と言ってきた。
驚いた。
こっちの子は英語をしゃべることが出来る。

「ストップ!」
「ノ~」

ぼくはじわじわと追いかける。

「ストップ!」
「ノ~」

ちょっとかわいそうになる。

「ストップ!!!」
「イエス」

ぼくは止まった。

日本の子どもたちと遊び方は同じだった。
とても楽しかった。

遊びの最後の方でタピオとその友人の元気が無いように見えた。
でも、ぼくには言葉が分からないので、何が起きたのちんぷんかんぷん。

けんかしてしまったのか、お父さんに怒られたのか、はたまたぼくが何か悪いことをしてしまったのか。
真相は謎だ。

19時------

帰宅。

21時-----

カレーを作って食べた。

1時-----

シャワー。

2時半-----

寝た。

2009年10月8日木曜日

よく謝る

(登場人物)
マルケ:ぼくの先生。モデル経験(?)有り。
トーマス:ぼくが借りている机の本当の持ち主。たまにしか来ない。


9時-----

起きたくはないけれど、起きなくてはいけない。
頭の後ろが鈍く痛い。
風邪か、寝不足か。

でも、顔を洗ったら治った。
テレビを見ながらリンゴをかじる。

10時-----

研究室。
マルケが部屋の片づけをしている。
明日、この研究所は新しい場所へと引っ越す。

マルケが昔の雑誌を見せてくれた。
そこには、ソファーの上でチョコレートをつまもうとしているマルケや本を読んでいるマルケの写真が載っていた。

「私のただ一度きりのモデルとしての成果だわ」
「オー」

ぼくは気の利いたことが言えない自分の英語力にがっかりした。

それから午前中は昨日の○×モデルを図にして整理した。
しかし、こちらの人の感覚では○×というのが分からないはず。
フォトショップも英語版だと処理の完了をするときは○ではなくて、チェックボタンを押す。
その辺を考慮してちょっと文化的な修正を施した。

11時半-----

食堂。
赤いソースにハムの切れ端が浮いたみたいな食べ物。
何だろう、これ。
前にも出た気がする。

12時-----

研究室へ戻ると、トーマスがやってきた。

「バグがあるんだ。windows vistaの。だからパソコンを交換してくれないか? アイムソーリー」
「ノープロブレム」

そんなに謝らなくていいのに、と日本人のぼくが思うほど、こっちの人もよく謝る。

ぼくは今まで使ったことのない部屋で作業をした。
気分が変わって気持ちいい。
子ども向けの新しいアンケート用紙を作って印刷した。

15時-----

ヨガのクラス。
今回、気が付いた。
ぼくはクラスの中でも片足立ちが苦手なほうだ。

17時-----

帰宅、洗濯。

21時-----

ぼくがキッチンでリゾットを作っていると、新しいルームメイトの人がやって来た。

「君は何専門?」
「都市計画だよ」
「?」
「建築の一部かな」
「ああ、なるほど」

大概、都市計画の研究って理解してもらえない。
「物理」
とか言えれば分かりやすいんだけれど。

ノルウェー出身の彼は、「今日買ってきたんだ」と言って、村上春樹のノルウェーの森を見せてくれた。

1時-----

寝た。

2009年10月7日水曜日

○○×○×

(登場人物)
ライネ:研究所の大ボス。ぼくは初めてマルケからその名前を聞いたときに怖い人だという先入観を持った。

9時-----

冷たい雨が降っている。
今日は歩いて研究室へ行こう。

パンにクリームチーズを塗って食べる。
それからベリーなどのミックスジュース。
パッケージにはmulti vitaminと書いてあるから、栄養があるんだと思う。
栄養があるものは良いものだ。

9時半-----

研究室へ。
風が強い。
折り畳み傘を両手で支えて風の来る方向に向ける。
ああ、なんでこんな大変な目に遭わなければならないんだろう、と考えてしまう。
きっと、縮こまった姿勢がそう思わせたに違いない。

部屋にたどり着く。
温かさにほっとする。
今日もいつもと同じように過ぎる一日。
そんな予感がした。

フィンランド語の復習と予習をする。

11時半-----

食堂。
チキンナゲット。
マックのよりもグレードは落ちる。

12時半-----

フィンランド語の授業。
今日はフィンランドの歴史を重点的に学んだ。
あと、複数形。

14時-----

研究所のリーダー、ライネがぼくに話しがあるということでやってきた。
もしや、何か手続きに不備があって、ここにいることは出来なくなった、と言われるのだろうか!?
ぼくはどきどきしながらも、自信を持った態度が大事だと思って、堂々とすることを心がけた。

「ぼくはさっき、メッセージを受け取ってね……」

英語なので、油断をしていると大事なことを聞き逃してしまう。
集中する。

「ショッピングセンターの計画をするプロジェクトがあって、色々な専門家が集まって仕事をしているんだ」
「ええ、ショッピングセンター」

ぼくは何が何だかよく分からない。

「それで、インタビュー調査をするんだけれど、外国人の参加者が必要らしいんだ」
「はい」

少し分かってきた。

「どうかな?」
「いいですねー。でも、ぼく英語が苦手なので、どれくらい力になれるか分かりません」
「いや、いいんだよ。プロジェクトの他の人だって、同じように英語が苦手だから。それに、調査をするときは紙を持っていくから」
「分かりました。ぼくはそのプロジェクトに興味があります」
「良かった。じゃあ、メールアドレスを紙に書くから、メールしてみてくれ」
「はい、私はメールをするでしょう」
「サンキュー」
「ヨーウェルカッ」

ぼくはほっとした。
帰国宣告ではなかった。
でも、仕事を安請け合いしてしまったけれど、大丈夫かな。

すぐにパソコンを開いてメールを書いた。
「拝啓。ぼくは英語が苦手ですが、インタビューを手伝えるかもしれません。敬具」
もし、調査に参加できたら、きっと面白いな。

15時-----

紅茶を入れて休憩にする。

15時半-----

プレゼンの資料を作り始める。
プレゼンの内容は、「自己紹介」「日本の子どもの遊び場の歴史変化」「子どもの個別化の弊害」をちょっとずつまとめたものだ。

あと、研究モデルを○×の図で書いてみたら分かりやすかったので、採用することにした。

○○×××
○×○××
×○○××

はまあまあで、

○××○×
×○○××
×××○○

は良くない。

何となく、そんな感じがしない?

17時半-----

スーパーで買い物をしてから帰宅。

19時-----

晩御飯。
でっかいソーセージを2本炒めて、豪快に食べた。
ナイフで切る。
それを食べる。
美味しかった。

ユーリオと男の黒髪について語る。
ユーリオいわく、「おれたちはフィンランドの田舎の方にいったら珍しいからモテるはずだ。ヘルシンキはダメだ。外国人が多すぎる」

20時-----

ゲームなどをする。

22時-----

読書。

23時-----

シャワー。
読書。
熱中しすぎて夜更かししてしまう。

2時-----

寝た。

2009年10月6日火曜日

宝石のような電化製品

(登場人物)
ツルコ:同じアパートに住んでいる。埼玉出身。

8時-----

まどろみの中、バリバリという音が聞こえる。
きっと電話がなっているんだ。
そう思ってぼくはベッドサイドの携帯電話に手を出した。
でも、それは日本から持ってきた携帯電話。
鳴るはずがない。
「ああ、そうか、フィンランドの携帯電話が鳴っているんだ、めんどくさいからまあいいや」
ぼくは目を閉じた。

でも、やっぱり出なくちゃいけないよなあ。
少し寝て冷静さを取り戻したぼくは、机の上においてあるNOKIAを開いた。
同じアパートに住んでいるツルコからだった。

「水がでないんやけど……!」
「たぶん断水だよ」

確認してみると、本当に水が出ない。
数日前から入り口のドアに貼ってあった謎の張り紙の正体はこれだったのか。

顔も洗えないし、歯も磨けない。
困った。
寝癖もぼうぼうだ。

ぼくは帽子をかぶって髪型をごまかして研究室に向かった。

9時半-----

研究所のトイレで顔を洗う。
何とかなった。
寝癖は完璧には直らなかったけれど、許容範囲だ。

さあ、今日もいつもと同じ研究生活の始まり。
今日は日本から送ってもらったフィンランドに関する本、これを一冊読もう。

11時半-----

食堂に行く。
ミートボールに赤いソースがかかったもの。
とても少ない。

12時-----

お昼過ぎ、もちろんぼくにやる気はない。
でも、少ないやる気の中でも、ちょぼちょぼとならば作業が出来る。
それがいい。
そうこうしているうちに、いつの間にかいつでもエンジン全開の立派な人間になれないかな。
なれそうな気もするんだけどな。
いつのまにかぼくは本を読み終えていた。
日本語の本は楽でいい。

本にはぼくが知らないフィンランドの制度のことや教育環境のことが書かれてあって勉強になった。

それらを参考にして、アンケートの項目を若干修正した。
保護者に聞いてみたいことも増えた。

14時半-----

公共交通定期の有効期限が今日までだ。
それを有効活用すべく、ぼくはヘルシンキ市内の調査に出かけることにした。
今回のターゲットはtöölöというところ。
ヘルシンキ市内でも特に人口密度が高いところだ。

行ってみると確かに、高い建物がずらりと建っている。
日本と違うところは建物の壁面の見え方だろう。
一枚の板が道の脇にどーんと置かれているように、すっきりしている。
建物と建物の間に隙間がない。
そして、道に面しているのは窓だけ。
調和のある景観だ。
そして、道は広く、芝生や街路樹などがたっぷり植えられている。
とてもきれい。

……でも、住むとなると、ここも完璧じゃないんだよなあ。
何となく。
子どもに戻った気持ちで、ここに引っ越してきたことを考えると、すぐに飽きてしまいそうなまちなんだ。

16時半-----

お気に入りの電気屋さんへ行く。
ここは楽しい。
ぼくは電気屋さんが好きだ。子どものときからずっとそう。
お正月とかに、電気屋さんの初売りのチラシが大量に入っていると嬉しくなるのだ。
電気製品は宝石と同じような魅力を持っているのだと、ぼくは感じている。

iPodのケースを買った。

17時-----

帰宅。

19時----

晩御飯。
キャベツとサラミの炒め物を作った。
失敗して美味しくなかった。
もう二度と作るもんか。

ユーリオとテレビを見る。
正直言って、あんまり内容は分かってない。
英語を上達させたい。

0時-----

シャワーを浴びる。
アパート全体の暖房が止まっているせいで冷えていた体が温まった。

1時半-----

寝た。

2009年10月5日月曜日

フィンランドのテレビ

9時-----

二度寝して起きた。
頭が痛い。

寒いので歩いて研究室まで行く。
スニッカーズが朝ごはん。

9時半-----

研究室に着く。
今日はどこに行こうかと考える。

奨学金を紹介してもらう。

読んだ論文をノートにまとめる。

11時半-----

マルケと食堂へ。
高いところ。
豚肉の煮込みを食べた。
日本で好きだった食べ物は? と聞かれて、じゃがいもと答えたらウケた。
「日本食にじゃがいもがあるの!?」
という感じ。
デザートも食べる。
ベリーのムース。

12時-----

論文を読む。

調査用紙に頭を悩ませる。

15時-----

ヘルシンキ市街へ。
買い物。
テレビの線など。

16時-----

まち探検。
海のそばの住宅街。
近くに工業用地があって、とても臭いところだった。
こんなところには住みたくない。

18時-----

帰宅。

21時-----

野菜スープを食べて、テレビの線をつなぐ。
見れるようになった。

ユーリオとアメリカのテレビドラマを見る。
こっちのテレビは半分のチャンネルがフィンランド語で半分のチャンネルが英語。
英語の番組にはフィンランド語の字幕が付いている。
何人かのフィンランド人が言うには、これがフィンランド語の読解力と英語のリスニング力を鍛えるのに効果的なのだそうだ。

0時半-----

シャワー。

1時半-----

寝た。

2009年10月4日日曜日

ぼくの家族

(登場人物)
ヨネ:ぼくの母。主婦。
ペルシ:ぼくの弟。高校の先生。
ヨルミヤ:ぼくの妹。会社員。

10時-----

今日は日曜日なので、寝たいだけ寝た。

買い物に出かけようと思っていたのに、外は嵐。
ぼくはずっと家にいようと決心した。

強い雨が降り、木が風に揺れている。

こういう日はブラインドを下ろさずに、窓から外を見ていなければならない気持ちになる。

雨は強くなったり、弱くなったりを繰り返している。
空は雲に覆われているけれど、明るい。

それを眺めていたら、ぼくは外に出たくなってきた。
しかし、着替えるのは面倒くさいので、ベランダに出た。
思ったよりも風は強くない。

もっともっと強くなればいいのに。

特に用事がないからそう思える。

11時半-----

ぼくはまだ眠い感じを引きずったままキッチンへ向かった。
キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、サラミを切って全部いっぺんに鍋に放り込む。
煮る。
コンソメの塊を入れる。
本を読む。
かき混ぜる。
野菜スープの完成。

13時-----

ワンピースを読んで泣く。

16時-----

約束の時間が来た。
今日は一週間前から約束していた家族との会話の日。
パソコンでコンタクトを取る。

今回は珍しく妹ヨルミヤも実家に帰ってきているので、母ヨネ、弟ペルシを加えて4人で会話した。

ペルシの一人暮らし計画やそれを阻止しようとするヨネの意見、ヨルミヤの上司の口が臭い件など他愛もない話をした。
遠く離れていることはあまり関係ないな、と今は思う。
たくさん笑った。

20時-----

ぼくはぼんやりとした気持ちでキッチンに向かった。
今日は自分の部屋とベランダとキッチンにしか行っていない。
こんなことでいいのかな、と思うけれど、何か決意のようなものがないと、自然とこうなってしまう。
毎日が海外旅行のはずなのにもったいない。
ぼくは野菜スープの鍋を暖めて、パスタを作った。
ミックスベジタブル入りのやつだ。
もちろん入れないほうが美味しい。
でも、栄養は大切。

23時-----

これまで撮りためていたデジカメの写真を地図に配置した。
ずっとやりたいと思っていたこと。
ぼくには、自分だけの力でgoogleのストリートビュー並みにフィンランドの写真を充実させるという目標がある。
たとえ、ぼくの写真を撮る姿がフィンランドの人たちに不審な目で見られようとも。
一応、「研究のため」という目的を掲げているけれど、本当の理由は達成感のため。たぶん。

1時半-----

読書をして寝た。

2009年10月3日土曜日

にせひよこ

(登場人物)
ユーリオ:ルームメイト。27歳。大人っぽい服が好き。

10時-----

今日は土曜日なので、寝たいだけ寝た。
トイレの我慢がしきれなくなったところで起きる。
朝ごはんは食べなくてもいいかな。

漫画を読んだり、ゲームをしたりする。

12時-----

パスタを作って食べた。
トマト味。

13時半-----

市街地へ向かう。
定期券へのお金のチャージをしたり、電池を買ったりする。
それから色々なお店に入ってみる。
デザインショップや洋服屋、スポーツ用品店など。

15時半-----

ユーリオとkammpi(バスターミナル)で待ち合わせて、服屋を巡る。
ユーリオの案内してくれる店に入ってみて、気付いた。
ぼくたちは洋服の好みが違う。
ユーリオは大人っぽい店が好み。

ぼくはニットキャップとリュックサックを買い、ユーリオは冬用のジャケットを買った。

18時-----

電気屋に行って、デジタルTVチューナーを買った。
店の人に聞いてみたけれど、本当にこれで使えるのだろうか……?

19時-----

帰宅。
テレビの接続に挑戦してみるけれど、線が足りなくて、未完了。
明日続きをやる。

日本から送られてきたお菓子「ひよこ」を食べた。
こんなに美味しいとは思わなかった。
あんの甘さが、こんなにまで染み込んでくるなんて。
日本茶と合わせると最高だった。
少し、心がじんときた。

※後で確認したら食べたのは「ひよこ」の偽者だった。

ゲームをした。

21時-----

晩御飯にリゾットを作って食べた。

リゾットを作りながら読書。

1時半-----

寝た。

2009年10月2日金曜日

lintuロウ

(登場人物)
クリストファー:フィンランド人なので、フィンランドのことを教えてくれる。

8時半-----

目覚まし時計がうるさく響く。
ぼくは何とか音を止めたけれど、どうにも起きようという気持ちになれなかった。
しばらくベッドにうずくまる。
トイレの我慢が出来なくなったところで起きる。
トイレは最高の目覚ましだ。
だからぼくは寝る前にたくさん水を飲むことにしている。

朝ごはんはパンとヨーグルト。

9時半-----

研究室へ。

先生と打ち合わせ。
調査票の修正などをする。

今回の研究の一番の課題は、フィンランドで調査ができるかどうか、ということ。
先生が対象の小学校を探す手伝いをしてくれることになった。

話し合いは上手くいったと言えるかな。

11時半-----

クリストファーと研究員Aさんと一緒に食堂へ。

パスタなのかな? よく分からないものを食べた。

帰り道、スズメがちゅんちゅんと道をつついていた。
クリストファーに、フィンランド語でのスズメの言い方を教えてもらった。
Lintuと言うらしい。

でも、後で確認したところ、lintuは鳥のことだった。
スズメはvarpunenという。

12時半-----

フィンランド語の授業。
前回の授業は休んでしまったし、予習を全くしていなかったので、苦労した。

キャンパス内で自転車のハンドルに彼女を乗せているカップルを見た。
画期的。

14時-----

スーパーでお菓子などを買って、研究室に戻る。
今週のやらなくてはいけないことが全て終わってしまったから気が楽だ。

それでも、少し気を引き締めて論文を読んだりする。

16時半-----

帰宅。
ドアの下に伝票のようなものが落ちているのを見つける。

ついに待ち望んでいた日本からの荷物が届いた!

早速、郵便局に取りにいく。
中身は本とゲームとiPod。

ゲームにこれほど焦らされたのは小学生の時以来かもしれない。

17時-----

日本に電話。

19時半-----

晩御飯。

ユーリオは牛肉をたまねぎで煮込んでいた。
部屋にとてもいい匂いが充満していて、よだれが出る。

ぼくはパスタのクリームソースを作った。
チーズ臭かったけれど、まあまあ美味しかった。

ユーリオがナイフで切っている肉を見てまたよだれが出る。

20時-----

やりたかったゲームをやる。
こっちに来てから初めてDSの電源を付けた。
楽しかったけれど、久しぶりのゲームだったので、とても疲れた。

21時-----

少し寝た。

22時-----

シャワー。

0時半-----

寝た。

2009年10月1日木曜日

ガクガクとプルプル

(登場人物)
ユーリオ:ルームメイトのメキシコ人。おしゃべりが好き。

8時半-----

起きる。
朝ごはんはリンゴを半分。

読書。

9時半-----

研究室到着。

研究を進める。
アンケートをしてもらう保護者向けの書類など。
午前中で仕上げることが出来た。
やったぜ。

11時半-----

食堂でランチ。
でっかいソーセージ丸々一本をトマトソースで煮込んだ料理。
けっこう美味しかった。

12時-----

食後はやる気が出ないので、少し寝る。

研究の続き。
ぼくが考えているモデルはどのように有効なのかの説明を考えた。

15時-----

ヨガのクラス。
このヨガのクラスは片足立ちのポーズが多いのだけれど、だんだんと上手くできるようになって気がする。
ガクガクからプルプルくらいになってきた。

16時-----

帰宅。
この一週間、日本からの宅配便を心待ちにしているのだけれど、今日も届いていなかった。
早く来てほしいな。
とても焦らされている。

19時-----

本を読んでいたら、とてつもなく眠くなってきたので寝た。

20時-----

晩御飯。
コーンサラダとパスタ。
ユーリオと雑談。

21時-----

洗濯。

22時半-----

シャワー。

それから研究モデルの作図。
きれいにできた。
これで明日のミーティングの準備は大体完了!

23時半-----

読書。
読み終わった。
面白くはなかったけれど、つまらない、という程ではなかった。

1時-----

寝た。