2008年11月30日日曜日
膨張するうどん
昨日まで彫っていたハンコの削りカスなどで部屋が汚れていたので、掃除した。
それから学校へ。歯医者の情報を調べたり、家庭教師の予習をした。
昼に帰宅し、ぴぴろうと戯れながら読書。ぴぴろうに少しちょっかいを出したら、飛び回っていた。以前よりも飛ぶことにためらいがなくなってきた気がする。小田和正を流していたら、激しく鳴いていた。気に入ったみたい。
美容院へ。美容師さんの薦めで、少しパーマをかけてみた。ちょっとチクチクした。
家庭教師。今日は(教え子が)頑張って、教科書を最後まで終わらせた。
授業の後、新宿でお食事会。美味しいものをたくさん食べさせてもらった。食べ過ぎて苦しい。帰り道、苦しみが増してきて辛くなった。嫌な汗をかき、気持ちが悪い。多分、うどんが膨らんでいるのだ。食事はほどほどがいい。
寝る前にアニメーションの場面や動きを練り直した。
2008年11月29日土曜日
もう限界のようだ
よく晴れている。洗濯日和だ。溜まったタオルや下着などを一気に洗濯した。
朝御飯には昨日失敗した炊き込みご飯を雑炊にして食べた。
ぴぴろうに音楽を聴かせながら絵を描いた。ぴぴろうは静かな曲よりも激しい曲が好き。クラシックなら子犬のワルツよりも革命。ロックはハードなやつがお好みだ。音を大きくしてやると、喜んでさえずる。
それからハンコを完成させて葉書に押した。何回も失敗したので、その度に50円が消えていった。再利用しよう。
昼から絵本創作サークル。今回はメンバーが少なかったので、こじんまりとしたカフェに行った。絵本がたくさん置いてある店。チェコ語の本が多くて、内容は分からなかったけれど、絵を楽しんだ。
お店にはマトリョミン(?)というマトリョーシカの中にテルミンが入った楽器があって、演奏させてもらった。家でこっそり練習したいな、と思った。
それから、色々なことを決めた。
三月に絵本展をすること、四月のグループ展のこと、楽器を練習する集まりを開くこと。
展示のことは具体的になったらホームページの方にも載せよう。
絵の学校に半分だけ出て帰宅。晩御飯は鯖の味噌煮と雑炊。
夜は童話の手直しをした。
童話に取りかかろうと思ったら、奥歯が欠けた。虫歯が進行していたのだ。親知らずの虫歯。ぼくの歯は丈夫なので、虫歯はできにくい方。でも、親知らずは別みたいだ。数年前も親知らずが虫歯になって一本抜いた。その時既に発見されていた別の虫歯が着々と進行していたのだ。もう限界のようだ。お風呂上がりにもまた少し欠けた。舌で穴を探ってしまう。
早く歯医者に行かないと!
2008年11月28日金曜日
客観性の綻び
どんな朝だったか忘れてしまった。曇っていたかな。雨が降りそうな曇り空。思い出した。
フルーツグラノラを食べて学校へ。アンケートの集計を開始。入力フォーマットを作って、コチコチ入力。子どもの書いたアンケートなので、若干の読解が必要となる。論文の客観性にはいたるところに綻びがある。そして、それは全て説明されるものでもないし、もしかしたら、書いている人にも無意識な主観がある。つまり、読む人が批判的に読まなくてはいけないものなのだ。
月間報告書や家賃の納入など、月末の仕事も済ませた。
一度家に帰り、ぴぴろうをケージから放して、ぼくは読書。
大学に戻ってPCのセッティングやアンケート入力の続きをした。
晩御飯に炊き込みご飯を作ったけれど、大量に入れた大豆がまずかったのか、失敗してしまった。上の方がほとんど炊けていない。仕方ないので、下の方だけ食べた。あと、おでん。
夜は絵を描き、ハンコを彫った。
2008年11月27日木曜日
道を選ぶ
小学校に行く日なので早起き。
朝御飯にロールキャベツとご飯を食べた。
小学校へ。
行くと、体育館でマット運動をしていた。三点倒立。ぼくはできなかったなぁ。今なら仕組みが分かるから何とかできるかもしれない。家で練習してみようかな。
休み時間には女の子たちと作曲をした。適当にドレミを言って、それをリコーダーで再現する。良ければ採用。そしてワンフレーズできたら歌詞をつけるという手順。かがやく夜?だか、なんだか、夜空を歌う歌ができつつある。
アンケートが一部戻ってきた。明日からの集計が不安でもあり、楽しみでもある。
ハンバーガー屋で休憩をしたり、本屋や雑貨屋で買い物をしてから東京ドームへ。
小田和正のライブ。
家庭教師のご家庭が招待してくれたのだ。
アリーナ前から7列目という、すごい席で、小田さんがとてもはっきり見えた。息づかいもわずかに聞こえた。
飄々とした人柄で、話が面白かった。心地よかった。
もちろん音楽も。特に思い出深い半分くらいの曲は、どれも素晴らしかった。同時に、昔を思い出して、少し寂しい気持ちも。
何であれ、磨き抜かれたものに触れると、自分の気持ちも引き締まる思いがして、それがいい。
帰り道、駅はとても混んでいた。
それが嫌だったので、一本の道を選んで歩いた。
結果、あまり正解ではない道だった。
お腹が空いていたので、早く何かが食べたかったのだけれど、店がない。道路と住宅。駅もない。
ぼくはお腹が空くと、何もできなくなるし、不機嫌にもなるので、ひとまずコンビニでパンを買って食べた。一体ここはどこなんだろう。
こういう時、どうするのが一番良いかというと、気にしないことだ。ただ歩く。町並みを見ながら。そうすると、なんとも楽しい気分になる。
しばらくうろうろした結果、家とは逆方向側の駅に出くわしたので、駅前の牛丼屋でご飯を食べた。
こうして食べるご飯はさぞ美味しいだろうと思ったけれど、そうでもなかった。少し風邪気味なのかも。
2008年11月26日水曜日
研究室にはほとんど学生がいない
朝御飯にシリアルを食べて、朝一で学校へ。朝早い学校は気持ちが良い。
昨日の質問表作りを手早く済ませて、研究会の先輩に送信。それから帰宅。洗濯と掃除をした。
今日は塾でアルバイトをしていた頃の教え子が遊びに来るのだ。いつ来るのか分からなかったので、家にいたら、メールが来た。少し遅くなりそうとのこと。再び学校に行った。
研究室にはほとんど学生がいない。しばらく顔を合わせていない人も珍しくない。
時間をつぶしていたら連絡が来たので、駅まで迎えに行く。家までの遠い道のりを二人で歩く。人を招くときはこの距離が心苦しいのだけれど、『平気ッスよ』と言ってくれた。
家では仕事の愚痴を聞いたりしてから、ゲームで遊んだ。音楽好きの彼にはこのゲームだろう、と思って、楽器を演奏するやつをやった。
今度やる予定のライブにも招待してもらった。
それから不登校サポートの報告会へ。色々なケースが聞けて、参考になった。実に様々な人生がある。
晩御飯はロールキャベツ。ニンジンとアスパラも一緒に茹でた。
寝る前に少しだけ童話を書いた。
2008年11月25日火曜日
レベル上げ
雨の予報だったけど、晴れている。雲一つない青空。
午前中は研究会でやる調査の質問表作りや、論文の修正事項の検討。
午後は不登校の生徒と中学校へ。
中間テストの問題文を見せてもらったり、ウノで遊んだりした。ウノはスヌーピーのぬいぐるみも入れて、三人でやる。スヌーピーを操るのは中学生の子。その子は手札を二組見ることになり、自分に有利な札の出し方をすることもできるのに、そうはしない。ちゃんと自分にもドローフォーをくらわせたりする。大人だ。ぼくだったら、躊躇ってしまう。
それから、ポケモンの図鑑も見せてもらった。書き込みがしてあった。
今度、育てたポケモンをぼくにくれるらしい。
ゲームは人とやった方が楽しいというのは、昔も今も変わらない。レベルをひたすら上げたりだとか、一見(というか、実際)、非生産的な行為も、どこかで人と繋がることを想いながら行っている。
帰り道は二人でコンビニに寄った。お菓子を買う。ぼくより中学生の方がたくさん買っていた。豪胆だ。
お別れしてから100円ショップへ。ハンコを作るための消しゴムとスタンプ台を買った。
夜は絵の学校。水彩の授業。描き始める前に検討したことが上手くいった。描く前と、描き始めてからのそれぞれのバランスの取り方が少し分かってきた。
その後アニメーション制作部。画面の印象の方向性を固めた。ぼくが一人でイメージしていたものよりも、一段階垢抜けた感じになった。楽しみ。画面の動かし方にもちょっとした工夫が生まれた。
2008年11月24日月曜日
印象は変わらない
朝御飯には大根の味噌汁やソーセージなどを食べた。
今日は以前通っていた大学の文化祭へ。大学の文化祭は今年四つ目だ。
予報は雨だったけれど、自分は晴れ男だと信じて、傘を持たずに出かけた。
着いてから、ぼくが所属していたサークルのテントを探したけれど、見つからない。
しかたないので、キャンパスの懐かしい箇所を歩いて回った。しかし、しばらく見ない内にキャンパスは大きく変わってしまっていた。
学生会館は閉館。閑散として、もの寂しい。今でも目を閉じると、いや、閉じなくともかつての情熱に溢れた乱雑さがよみがえってくる。とにかく、汚かった。けれど、全てが必要で、それらがうねっていただけなのだ。
授業を受けていたいくつかの建物も変わっていた。自動ドアが付いたりしている。反射的になんじゃこりゃ、と思ってしまった。
古く残された建物は懐かしかったけれど、近い内に別のものへと変えられてしまうんだろうな。
雨が降ってきた。激しい。久しぶりに雨に打たれた。傘のない時の雨の大変さを実感した。仕方ないので、傘を買いにキャンパスを出た。
それから駒場のまちを散策。色々な場所に思い出を見た。場所が覚えていてくれることって、たくさんある。踏み切り、階段、ライト、路地…切なくも楽しい時間。
もう帰ろうかと思っていたら、知り合いの子どもから連絡が来た。その子と合流して、もう一度文化祭を見て回る。
そうしたら、他にも知っている子どもたちと出会った。何年かぶりに会った子はすぐにこちらに気付いてくれたけど、ぼくの方は少し時間がかかってしまった。もしかしてあの子かな?と、脳裏に浮かんだ子が正解の子であった。印象は変わらない。
それからしばらく、くだらない冗談などを言い合ったり、遊んだりしてから駅へ。
そこで子どもが不用意にもらってきた金魚を押し付けられてしまって大変だった。
逃がそうと思って子どもたちと雨の中、公園やキャンパスの中を歩き回った。しかし、どこもダメ。生き物が住める水場が全然ないんだ。痛感した。
結局、後輩が預かってくれることになった。よかった。
雨で芯まで冷えてしまった体をコンビニで暖めて、子どもたちとお別れ。また来年かな。
実家に帰って、晩御飯を食べて、アパートに帰る支度。
弟が車で駅まで送ってくれた。
2008年11月23日日曜日
ゲラゲラ予測
実家にいると、ついつい夜更かししてしまうので良くない。
朝御飯に菓子パンなどを食べた。
吉祥寺へ。
家庭教師の教え子の大学の文化祭に行く。
お目当ては石田衣良と倉田真由美の対談。特に石田さんは気負わない話し方が面白くて、親近感が湧いた。それと同時に、自分が今やった方がいいことも意識された。自分の専門をもっと深めておこう。
百貨店でプレゼントを用意して、友達の結婚パーティーへ。
今日の結婚パーティーは出し物が充実していた。どの出し物も、準備が入念に行われていて、新郎新婦への想いの強さが伝わってくるようだった。
面白いものあり、はずしてしまっているものあり。ただ、どれにも確かな熱を感じた。
新郎も新婦も自然体でゲラゲラ笑っていた。きっとそういう家庭を築いていくんだろうな。
それからサークルのメンバーで集まって三次会。
遅くまで喋って笑った。現役の時にあまり話をしなかった人とも、時間を経て、意外なほどうまく噛み合って話ができるようになっている。
土台作りに成功したような仲間関係だからじゃないかな、って思ってる。
帰り道、銀行に勤める友人と仕事の話などをした。ぼくの父は銀行員で、それへの反発心も少なからずあって、ぼくはサラリーマンとは遠い立場を選んでいる。けれど、ちゃんと話を聞くと、分かることがたくさんあって面白い。そして、分かってもらえることも、嬉しいものだと思った。
2008年11月22日土曜日
横浜トリエンナーレ
絵本創作サークルの仲間と横浜トリエンナーレを見る日。
横浜は実家からだと結構遠い。
その分、電車ではのんびりとした時間を過ごせた。
ぼくは電車に乗るのが好き。やりたいことが思いっきりできる時間だからだ。
桜木町着。
集まった仲間とお昼ご飯を食べる。
ランドマークタワーに行き、オムライスを食べようと思ったら、そのお店が行列だった。人気店だったみたいだ。
しかたなく、次の候補に選んだのが、ウェイトレスの制服が有名なレストラン。
ちょっとしたイベントみたいにして楽しんだ。
特に、この店にやってくる子ども達の反応が面白かった。
友人の一人が、色々と分析的にこの店のあり方を考えていて、興味深かった。
食後、赤レンガへ。
いまいち全体のコンセプトが分からなかったけれど、面白い展示が2つあった。
1つは、何のために作られたか分からない木製の台。
みんながそれに乗るために、行列を作っている。一回に乗れる人数が制限されているために、遊園地のアトラクションにできる行列のようだ。上っても何もないのに、みんなぞろぞろと歩いている。その辺りの行為全体を見ると、なかなか面白い。
もう1つは、意味の分からない数字の羅列と、それを元にして奏でられていると考えられる音楽の展示。この部屋に1日中篭って、どういう理屈で数字の並びの法則性などを作っているのか考えたかった。
それからもう1つの会場へ。こちらにはたくさんの作家が出品していた。
しかし、ぼくの胸がドクン、となるようなものは見つけられず。ちょっと残念。
ぼくはその後の予定があったので、そこで帰宅。
父親の誕生日パーティー。
しゃぶしゃぶの店に行ったのだが、予約をしていなくて待たされた。
こういう時、わが父はとても不機嫌になる。
父は物事の価値観が他の家族とは違うのだ。
待たされたことで、ぼくたちは父が怒り出すんじゃないかということを恐れてはらはらしていた。あまりいい時間ではない。
それが結構長く続いたので、どうなることかと思ったけれど、料理は美味しく、部屋も広々としていたので、食事をしたらまっていた時間のことなど忘れてしまった。
仲のいい感じがする食事会だった。
ぼくも含めて、みんな少しずつ大人になったのかもしれない。
夜、妹が買ってきてくれたチーズケーキを食べた。
とても美味しいチーズケーキ、だということは理解できたけれど、体がそのようには反応しない。
喉も少し痛い。風邪気味なのかも。
寝る前に、少しだけ童話とアニメーションのシナリオに手を入れた。
2008年11月21日金曜日
チョコレートのコロッケ
すぐにお昼の時間になってしまうので、朝ごはんは抜き。
今日もぴぴろうを巣箱に乗せた。
そして、今日の進歩。
巣箱の中に入ってくれたのだ!
それも3回も!
とてもうれしいこと。巣箱で過ごすことが気に入ってもらえたらいいな。
そうしたら、外で生活するためのステップとなる。
大学へ行き、お弁当を買う。
一番重たい弁当を選んで、レジに持っていった。
何やら、大きなフライが乗っている。衣のすき間からちらちらと黒いものが見えたので、ナスのフライか何かだと思った。そうでなくても、ぼくの嫌いなものではないだろうと。例えば、魚卵やシソなどではないな、と思って選んだのだ。
そうしたら、レジでおばさんに、「これ、チョコレートのコロッケですが大丈夫ですか?」と言われた。
チョコレート!?
かなりの不意打ちだった。
でも、嫌いなものではない。むしろ好きだ。チョコレートもコロッケも。
「試してみます」
ぼくは買った。
その茶色いコロッケはご飯の上にめり込むようにして乗っているので、どけた。
そして、チンジャオロースーとご飯の組み合わせで、食べ終えた。お茶を一口飲んで、心を落ち着けてからコロッケを食べた。
うん、おいしい。
気がする。
チョコレートパンに近いだろうか。
ぼくは全然平気だ。
でも、疑問なのは、レジでわざわざ確認するようなものを、なんで作ってしまったのか、ということだ。
調理師の人に、チョコレートコロッケ大好き人間がいたとしか思えない。
ぼくも興味を持ったので、大好き人間仲間に入れてもらって、これからも積極的に購入していこうと思う。
大学ではなんともなしに時間が流れていった。
夕方から講演会。
お世話になった先生が出演するというので、少しだけ顔を出しに行った。
けれど、お目当ての先生には会えず。講演会の最後の出演だったので、結局話は聞けなかった。
代わりに聞いたトップバッターの先生の話は、ゲーム脳の脳波などを単純に提出して、「ゲーム=悪」と扇動するような展開だったので、冷めた目で見ざるを得なかった。
一度家に帰り、実家にもどる準備。
ぴぴろうを連れて電車に乗る。
ぴぴろうはとても静かにしていた。
実家で美味しい晩ご飯を食べながら、他愛のない話や、他愛のある話などをした。
色々な人と話をするのは、やはりいいみたい。
2008年11月20日木曜日
寒い夜、静かな明かりの下
毎週、この日だけは朝起きなければいけない時間も決まっていて、慌しい。
ぴぴろうと過ごせないのが残念だ。
もし仕事をしたら、毎日こうだと思うと、悲しい気持ちにもなる。
ぴぴろうには一月、150円分のエサと水があれば十分。お金は要らないのだ。
それよりも、ケージから外に出て動き回る時間の方が必要なのだ。
ぴぴろうのことだけ考えるならば、働いていなくて良かったとつくづく思う。
ぼくは人がやりたくないと思うこと(≒仕事)をほとんどしていないので、生活は色々な方の寄付のおかげで成り立っている。とてもありがたい。
長生きしたいと思ったら、(鳥以外の)家族を養いたいと思ったら、親孝行したいと思ったら、社会的な評価を得たいと思ったら、お金を得る手段(やりたくないことをやる、寄付を募る、騙す)の舵取りが難しくなってくる。
ぼくは即時的な生き方を好んできたし、これからもそうだと思うので、それとのバランスをとるために、この舵取りは困難な課題を有するだろうな。ただ、価値のないものに価値があるように思わせてお金を得るような、つまり最近巷で流行っている(いた)、騙してお金を取る方法だけはとりたくないな、と思う。心情的に。
小学校へ向かう満員電車の中、電車のドアを眺めていた。
窓の淵に埃がついている。なぜ、ここにだけ埃がつくのだろうかな、と思った。
風で舞ったものが、ここに溜まる? ドアの開閉によってこすり付けられる?
そのような付き方ではなかった。もっと人為的な影響を受けた形をしていた。
そう、誰かが拭いた跡が残っているということだった。
ドアはたくさんあるのに、定期的に誰かが拭いている。寒い夜、静かな明かりの下で、黙々と電車の窓を拭く人を想像した。
小学校では色々なことをして過ごした。
図書館では図鑑を読んだ。鳥の図鑑。鳥の病気のことなどが書いてあり、必要以上に不安を煽られた。
子どもの妄想話を聞いた。その子のことは良く知っているので、妄想の世界のこともよく理解できる。
休み時間には子どもたちに騙そうとされた。でも、騙されなかった。つまり、騙されそうになったとは、ちょっと違う。ぼくの名札をトイレに流そうとしていたけれど、顔が真剣じゃなかった。
数々の鬼ごっこをした。中国から来ている子は色鬼を知らなかった。一回やってみたら、楽しそうにやっていた。外国の鬼ごっこってどんなのがあるんだろう。
アンケートの回収は難航しているらしい。とりあえず、4年生には難しすぎた模様。説明不足だろうな。
子どもを帰り道の途中まで送った。能を習っている子。今度舞台があるらしい。ぜひ見に行きたい。いわゆる問題児タイプの子だけれど、能のことを喋ってるときは生き生きしていた。うれしい気持ちになった。
帰り道はパンを買い食いしてから帰宅。いつもこのパンを選ぶ時間が楽しいような、もどかしいような感じ。よだれが口の中で溢れながらパンを選ぶ。
家に帰って、ぴぴろうを見ながら本を読んで、それから晩御飯。
シーフードリゾット。初めての試みだったけれど、うまくいった。
イカおいしい。
夜は眠かったけれど、少しでも童話の続きを進めようと思って、ペンを取った。沼にはまりながらも進んでいかなければならない感覚。
2008年11月19日水曜日
遅い秋
昨日は頭痛がしていたので、たくさん寝た。
午前中は読書など。家で過ごす。ぴぴろうも元気。水浴びを頻繁にしている。羽根が生え変わったからむずむずするのだろうか。
今日も一回、巣箱から落ちてきた。前よりも早く落ちてきた気がする。少しは恐怖心が薄らいできたのかな。
昼から大学。
調査票の印刷や事務処理など。
後輩が公務員の面接を終えていて、その話をした。
夜帰宅。
晩御飯の前に読書。ぴぴろうを眺めながら。とても可愛い。
晩御飯にはメカジキのトマト煮込みと温野菜のサラダを作った。最近お腹がよく空くのはちょっと遅い食欲の秋だろうか。
お風呂に入って、寝る前におはなしの続き。眠りをテーマにした話を書いていたら、だんだん眠くなってきて、最後の方はほとんど眠りながら書いているようになってしまったので、切り上げて寝た。
最近とても寒い。部屋を移動するとき、ストーブが手放せない。
2008年11月18日火曜日
あまり時間をかけない
朝ごはんに肉じゃがを食べて、アニメーションのシナリオ作り。
画面を動かすことを想像するのには慣れていないので、思った以上に頭を使う。
いつもは夜やっていたけれど、すごく疲れてしまうので、今日は午前中にやった。さらさらとやれた。
ぴぴろうを巣箱に乗せる。今日も一回だけ、落ちるようにして上から降りてきた。
少しずつできるようになればいい。
それから大学へ。
資料の確認や昼食。
中学校に向かう。
不登校の子の話し相手。
今日は会った時、何だか元気がない様子だった。
「元気か?」と聞いたら、
「微妙」とのこと。
きっと、何か嫌なことでもあったんだろうな。
相談室でウノや卓球などをやっていたら元気になってきた。つかの間でも、心に残ることを忘れることができればいいかな、と思ってる。
中間テストが近いので勉強もした。
国語の文法。
一度学んだものとしては、品詞の機能や分類は難なく理解できる。けれど、はじめて学ぶ時には、これじゃあよく分からないだろう。とにかく、次から次へと、○○にはこういう機能がある、○○にはこういう機能がある、○○に連なる、と列挙されている。いつまで続くんだ、この機能は、連結は、活用は、ということになる。とても分かりにくい説明の仕方だ。
ゆとり教育に対する批判を受けて、また授業時間が増やされることになっているが、『時間さえ増やせば、勉強ができるようになる』という考え方は改めるべきだと思う。むしろ、勉強のコツは『あまり時間をかけない』というところにあると、ぼくは思うのだが。
帰り道に「買い食いをしてみたい」というので、今度やろうぜ、ということになった。
絵の学校に行く前にハンバーガー屋で休憩。
音楽を聴いたり、寝たり、シナリオ作りをした。
絵の学校はデッサン。最近、自分の描き方が少し見えてきた。いずれ変革することになるだろうけれど、とりあえずの着地点。
絵の学校の後、アニメーション作成会。
シナリオを見せて、今後の作業の方向性などを決めた。
タイトルは「空の輪」
水彩画で見せる、サイレントムービー。
2008年11月17日月曜日
細胞や組織、器官
少し日差しがあったので、洗濯をして、朝ごはんを食べた。大根のとろみ煮。
今回の講義は解剖学について。
色々な分野を学ぶ。
高校の生物で習ったことが多かったけれど、久しぶりに細胞や組織のことに頭を巡らせるのは楽しいことであった。
肺の説明を受けているときは肺が、胃の説明を受けているときは胃が、意識に上ってくる。
脳の説明を受けているときは、なんだか気持ちが悪くなった。
自分はこれなのか、という無意識下での自問自答があるようだった。
お弁当を買って、帰宅。
お昼ごはんを済ませてから、ぴぴろうと少し遊ぶ。
ぴぴろうを巣箱に乗っけた。
やはりまだ穴には入ってくれない。
でも、今日は巣箱から自分で下りてくることができた。
少し、落ちてしまった、みたいな感じはあったけれど、上等。
これができなくてはね。
再び大学へ。
気合が入らず、だらだらと過ごしてしまった。
すると、留学生が日本語を教えて欲しいというので、見に行った。
彼は奨学金の申請書を書いていて、研究計画を作っていた。
日本語の正誤性よりも、内容の方に問題があったので、一緒に研究内容について考えた。
自分にとってもいい頭のリフレッシュになった。
夜になり帰宅。
晩御飯は肉じゃが(肉なし)とメカジキの照り焼き。和食は洗い物が楽だから、いい。
食後にポケモンをやって、殿堂入り(一応のクリア)をした。だが、これで終わりではない。ポケモントレーナーの旅はまだまだ続くのだ。しかし、あまりやりすぎると虚しくもなる。ぼくの中の大人と子ども。
夜は絵を描き、アニメーションのシナリオを洗いなおした。
眠くて頭が働かなくなった段階で終わりにして寝た。
2008年11月16日日曜日
手を使う
朝ごはんにパンとビーフシチューを食べてから、買い物へ。
ぴぴろう用の巣箱を作るための材料を買いに行った。
ホームセンターで板材を買おうかと思ったけれど、100円ショップにちょうどいい材料があったので、適当に見繕って買った。
久しぶりの工作。
のこぎりや彫刻刀、キリなどを出して作業開始。
とても気持ちがいい。心が一番平穏であるときの状態になる。それも、一気に。
のこぎりを挽く手が痛くなったり、木屑で喉がガラガラになったりもするけれど、やめたくない。
お腹が空いても関係なし。
完成まで一度にやってしまった。
完成した巣箱はなかなか良い出来。ちょうど良い大きさで、後面の板は回して開けられるような工夫がしてある。これなら中でぴぴろうに何かあっても助けられるし、掃除をすることも出来る。
ぴぴろうに使ってもらいたいという、はやる気持ちを抑えて、お昼ご飯。
ビーフシチューとご飯を食べた。
ぴぴろうをケージから出し、巣箱の穴の前に作った乗り場に乗せる。
とても怖がっているようだ。わたわたと足を滑らせている。
エサを少し蒔いてやったら、落ちそうになりながらも食べた。
それでもやっぱり、巣箱の中までは入ってくれなかった。
臆病者だからね。
これから徐々に入っていけるようになればいいと思う。
午後は大学へ。
明日提出のレポートを書いたりした。
自然と人の関わりについてのレポート。ぼくは植物の匂いについて書いた。
今時珍しい、手書きの指示。
一度ワードで作成してから、それを手で書いて写した。
きれいに字を書くのは久しぶり。普段使っていない脳の部分が刺激されるのを感じた。
そして、それは10年以上前はごく普通に毎日感じているものだったな、と思い出した。
晩御飯はビーフシチューと大根のとろみ煮。ゆっくりと長時間煮込んだら、おいしくなった。
夜は昨日書いたおはなしの手直しと、イラストレーションのアイデア出しと、アニメーションのシナリオの手直しをそれぞれ少しずつ。
新しいおはなしも書き始めた。
2008年11月15日土曜日
擬似室内乾燥機
朝ごはんに食パンとクリームチーズを食べた。
ようやく、冬服を選択できる日が来た。と思って、セーターを洗濯。
その後天気予報を見たら、午後から雨。
しまった。
それでも、洗濯機はもう回ってしまっている。
網戸を雑巾で拭いて、取り外し、その上にセーターを干した。マンガから得た知恵だ。
でも、午前中の陽のある時間ではやはり足りなくて、全然乾かなかった。
仕方がないので、セーターを乗せている網戸ごと部屋の中に持ち込んで、電気ストーブを点け、扇風機を回した。
夏と冬の家電のコラボレーションだ。
こうすることで擬似室内乾燥機を作った。
お昼は納豆チャーハンを作ろうと思っていたら、納豆の賞味期限がかなり昔に過ぎていたので、作られなかった。
代わりにオムライスを作った。
タマネギの甘みが染み渡った、おいしいオムライスができた。
それから本を一冊読み終えた。
大江健三郎の「新しい文学のために」
文学を見る新しい目を開かせてもらった。
しかし、おはなしを書くときの足枷にもなってしまった。
自分の書いているものが、どういうものか分かってしまい、筆が進まなくなるのだ。
それでも、書くしかない。
自分で納得できるもの、それが少し遠くまで見通せるようになったということ。
たくさん考えよう。先人達に負けないように。
晩御飯はビーフシチュー。でも、ビーフは入っていない。
ずいぶんのったりとした感じになった。じゃがいもを入れるのが早かったかな。
夜はアニメーションのシナリオ作り。
とりあえず、一通り書き終えた。
これからの作業で、いかに、納得できるレベルまで持っていけるか、だ。
まだ、中途半端な出来であることは、ひしひしと感じている。
それからおはなし作り。
これまで書いていたものは全く進まなかったので、新しいものを一本書いた。
原稿用紙5枚程度の短いもの。
一気に書けた。
けれど、これは人に見せても平気だろうか、という作品になってしまった。
手直しによっては、化けるかもな、と思う。
2008年11月14日金曜日
いつもおちゃらけ
午前中は家でぴぴろうと過ごし、午後から大学に行く。
お昼はカレーとメンチカツの弁当。
調査票の修正をしてから、小学校にメールで送った。
他にも昔書いた論文を共同執筆者の人に送ったりなど。
それから一度帰宅して、ぴぴろうに会って、本を読んだりしてからもう一度大学へ。
後輩の卒論の指導。頑張っている分だけ、ちゃんと進んでいる。ぼくも頑張ろうと思わされた。
その後、夜中まで中国からの留学生と話し込んだ。
中国のこれからのこと、日本での生活のこと、恋愛のこと、仕事のこと、親のこと…
とても真剣に生きていて、少しだけ涙が出そうになった。いつもおちゃらけたやつだから、なおさら。
帰り道は思ったより寒くなかった。やわらかい空気。
2008年11月13日木曜日
紺三郎
大根とご飯を朝ごはんに食べた。
それからひとまず大学へ。早朝の大学は人がいなくて、何だか得した気分。
調査票の修正と印刷を手短に済ませる。
小学校。
いつも付き添っている子は図書館にいた。熱心に本を読んでいるので、ぼくも本を読んだ。
まず、宮沢賢治の雪わたり。去年5年生が国語で勉強していたおはなしだ。
ぼくは現6年生に紺三郎さんと呼ばれているが、それはこのお話に出てくるキツネの名前から来ている。
そのため、ぼくにとっても多少なりとも思い入れがある作品なのだけど、改めて読み直してみると素晴らしかった。
村に住む子どもたちがキツネのお祭りに呼ばれる、という何ということもないストーリーではあるけれど、「幻燈会」という言葉の響きや子どもやキツネが歌う歌のリズム、雪の降る里の描写などが輝いていた。
それから、落語絵本を2冊。どちらも面白おかしく読めた。日常生活からちょっとした冒険(遠出をするなど)の時に何かとんでもないことが起きる。そういう展開がいい。
その後は黒板での落書きタイム。ぼくはその様子を見ていた。
四角の中に、H1とかS63とか書いてあって、その上下に横線が2本ずつ引かれた。
何となく、電車みたいだな、と思っていたら、やはり線路の図だった。
H1とかS63は駅名。
路線名は平成線や昭和線だった。
一年を一駅に見立てた路線図。果てしなく続く線路だ。電車の持つ方向性と駅による区切りは、なるほど、時の流れと似ているな、と思わされた。
中休みは他の子どもたちに名札を取られ、それを取り返すという遊びをした。
その後は比較的落ち着いていたけれど、給食の直前になってその子がクラスから脱走。ちょっとしたおいかけっこになった。しかし、給食の準備が終わる頃になるとちゃんとクラスに戻る。お腹が空いたのだ。
給食は茶飯とおでん。
なんてこった。昨日の晩御飯と今朝の朝ごはんと一緒だ。
昼休みも名札を追い掛け回した。
その時、ある子が名札の中身をビリビリに破った。
にやにやしている。
うわ、大変だと思って駆け寄ると、それはダミーだった。
文字の色やふり仮名まで再現された精巧なもの。いつのまにこんなもの作ったの!?と感心した。
放課後もたくさん遊んだ。
将棋は2年生の子に飛車落ちでやったらあっけなく負けた。
なんてこった。
前までは飛車角落ちでも簡単に勝てたのに… 成長の早さにびっくりする。
すぐに動かなくなる子を揺り動かしたり、氷鬼をやったり、ジャングル鬼をしたりした。
ジャングル鬼はゆっくりと捕まえそうで捕まえないと面白くなる。
それから職員室で調査の説明。わりとすんなり聞いてもらえたけれど、難しいと感じている先生もいたみたい。もう少し直してみようと思った。
絵の学校へ。
疲れていたため、絵は良く描けた。
余計なことをしないで、純粋に必要なものが抽出された感じ。
けれど、とても疲れていたし、ぴぴろうのことが心配だったので、クラスの半分だけ出て帰宅した。
ぴぴろうは元気な様子だった。いつも家に帰って、電気を点ける瞬間が緊張する。
晩御飯は豆のトマトリゾット。
田んぼの中の時間
午前中は大学で今日使う資料の確認および修正。
午後は調査をお願いしに小学校へ。とても親切に対応していただけた。一安心。
授業や習い事の様子が地域によって大きく違うのだな、ということを実感した。これは調査結果としても出てきそう。
ただ、田舎の小学生もまた時間に追われている様子があった。
帰り道にお腹が空いたので、ドーナツ。小さくて物足りなかった。味ではなく量で考えればよかった。
一度家に帰って晩御飯。ナスと豆のトマト煮とおでん。
ぴぴろうは今日一日中ケージの中だったので、ストレスがたまっているかもしれない。そう思って、歌を歌った。少しだけ一緒に歌ってくれた。
その後再び大学へ。
小学校で指摘された点を修正。
後輩たちが鍋をやっていたので、混ぜてもらった。
しばしお喋りを楽しむ。
博士の同級生の研究を見せてもらっていたら、造園チェーンの胎動が明らかになった。これはちょっとまずいことになるかも。その内、テレビでCMが放送されるんだろうな。チェーン化は時代の流れというものだけれど。造園業の質的な低迷、それも致命的なものが、もうそこまで来ているのかもしれない。
帰宅するのが遅くなってしまったので、創作活動はやむなく断念。
2008年11月11日火曜日
助け方が分からない
しかし、洗濯ができなくて、着るものがなくなってしまったので洗濯をした。
生乾きだったら部屋干しもやむをえない。
ヨーロッパの北の方などの曇りが多そうな地域(かってなイメージ)はいつもどうしているんだろう。部屋干しか? 機械か? 外に干しているイメージはあまりない。
そうしたら、わずかながらに日が差してきた。黄色い光。とてもか細く、ありがたいものに感じた。
ぴぴろうは今日もぼくに掴っている。もしかしたら、このまま外に出ても迷子にはならないかもしれない。ぴぴろうを肩に乗せて散歩。ちょっといいな。ぴぴろうを外の世界に慣らすという意味でも。
今日は洗濯物を干したり、トイレに行ったりも一緒にやってみた。
トイレの水を流したら飛び上がってしまった時には、一瞬ひやっとした。流されてしまったら大変だ。どうやって助ければいいのか、分からない。
午前中は大学で作業。あと、研究のための本を読んだ。精神科の話。自分のことだ、と思うところがあって、少し動揺した。ぼくは口唇期と肛門期を未だ乗り越えていないのかも。
午後は不登校の中学生の話し相手。
今日はその子のお気に入りのアニメを見せてもらったり、ウノをしたりした。
それ以外にも、色々な話を聞かせてくれる。飯盒炊爨の話なんかは面白かった。
それから絵の学校へ。進学生が増えていて、教室やロビーは人でいっぱい。
同級生達と久しぶりのおしゃべりを楽しんだ。
晩御飯はトマトとナスのリゾット。ニンニクがきいて、美味しい。
その後、アニメーションのシナリオ作りと、おはなしの続きの執筆。あと、英語の勉強も少し。
寝るのが遅くなってしまったけれど、そんなときでもぴぴろうは起きていた。
ぼくは暖かい布団にくるまりながら、ぴぴろうは寒くないだろうか、と心配した。
2008年11月10日月曜日
いつも同じファッション
朝ごはんはパンとカレーとクリームチーズ。
週に一回の講義へと向かう。
今回の講義を担当した先生は、オヤジギャグの先生だった。
とにかく、ずっと、まともにしゃべらない。
とても困った。
他の受講生を全く知らない中で、グループワークをさせられたのにも困った。
こういうの苦手。
でも、留学生2人とのグループになれたので、少し安心した。
マイノリティ同士の連帯感というやつだ。
お昼休みに買い物。
このところずっと天気が悪くて、冬服の洗濯ができていないので、シャツなどを買った。
午後は一度家に帰り、ぴぴろうと戯れる。
このところ、抜け羽が少なくなってきた。どうやら、衣替え完了の様子。
でも、見た目は全然変わったように思えない。
いつも見ているからかな。
毎日同じファッションで、しかも、それがとことん似合っているというのは、うらやましい。
研究室ではなかなかスイッチが入らなかった。
ゆっくりと調査票の設計や、既往研究のレビュー。
晩御飯はロールキャベツと、小松菜ナス大根の味噌汁。
夜は読書と創作。
歌詞を考えて、おはなしを書き始め、イラストレーションのアイデアを練った。
日記を書こうとして布団に入ったら、そのまま寝てしまった。
ふとんが暖かくて、とても深く深く眠れた。
2008年11月9日日曜日
右目と左目
なんてこった。
小雨がぱらつく天気。とても寒い。
洗い物をしてから、昨日のカレーとパンを食べた。
ぴぴろうはよく飛び回るようになった。とはいえ、未だに高いところに登ってしまうと何もできなくなる。いつも一方通行だ。
ちょっと目を離した隙になにやら騒いでいるな、と思ったら水浴びをしていた。こんなに寒いのに。もしかして、あれだろうか。水風呂に入った後にやって来る、暖かいようなあの感覚を求めているのか。
ぼくは部屋とケージの掃除をした。
それから文献のレビューを少し。
研究室に行き、家庭教師の予習などをした。
昨日買えなかった本の内、2冊が今日買えた。さすが都内の本屋。英語の本は少し高かったので、保留しておいた。でも、いずれ買うかな。
家庭教師のアルバイトはなんなくこなせた。
家に帰り、ご飯を炊いて、カレーを温めて、晩御飯。たくさん食べた。
実家のあるところの球団が日本一になったので、食事をしながら、そのニュースを携帯で見た。
それから、夏目漱石の番組と、伝統的な技法を使う大工さんの番組も。
昔はすごい人の話を聞くと、焦りを感じたものだけれど、今はあまりそういう感じにはならない。自分がやれることは必ず独自のものになるはずだという、確信のような安心感を持って見れるようになってきた。
携帯を眺めながら、片目ずつ閉じてみたら、思い出した。右目と左目で、見える色が違う。
みんなはどうなんだろう?
ぼくの場合は、右目で見ると赤く鮮明な感じで、左目で見ると少し緑がかって暗い感じに見える。
これが、あの緑と赤のセロファンが片目ずつについた眼鏡と関係あるのか、とか、それぞれの目の疲労度のちがいによるものなのか、とかは定かではない。
シャワーを浴びながらと、その後、歌詞を考えた。
2008年11月8日土曜日
小さい本屋の楽しみ
朝ごはんはチョコクッキーと紅茶。こういう朝食もありかな。
今日はちょっと、ショックなことがあった。
とある機関から、ぼくの研究に関する評価が来ていて、それが思いのほか良くなかったのだ。
もっと評価されてもいい研究だと思うけど、世間の評価は厳しい。
でも、ぼくにその原因がたくさんあることは気付いている。
やらなければならないことが、あるのにちゃんとやっていない。このままじゃ、ダメだ!
これから、ちょっと気合を入れなおして、研究に取り組もうと思う。
今日はもう一つ、ついていなかった。
どうしても読みたくなった本があって、本屋を探して回ったけれど、どこにも売っていなくて、結局買えなかったのだ。
明日も本屋を巡ろう。見つかると良いな。
子どものときは、本を買うときって、一番近い本屋に行って、そこにあるものの中から欲しい本を探すという、買い方だった。
でも、今は違う。ネットや雑誌、口コミなどで、最初に欲しい本が決まっていて、それから本屋に行くということが多い。だから、お目当ての本が置いてありそうな店に行く。何階もあるような大きい本屋だ。それかネットショップ。
はじめて、このような買い方をしたときには軽いカルチャーショックを受けたものだ。
本って、こんなにたくさんあるのか! 読みたい本が買えるのか! こんなに簡単に手に入るのか! と。
でも、それに慣れすぎて、今や本がただの情報になりつつある気がする。
小さい本屋で、表紙だけ見て、この本は面白いかどうか、とか、この本とこの本はどっちがいいだろうか、とか悩む楽しさ。
それはもはや懐かしさが入り混じった感情だ。
晩御飯にはカレーを作った。豆とトマトが入ってるやつ。とてもおいしい。
夜は今後の研究方針を検討して、学習の計画も(少しだけ)立て、レポートを仕上げた。
2008年11月6日木曜日
どうすればいいか1
朝御飯はふりかけご飯とじゃがいもの味噌汁。
小学校では勝手に動き回る子に付き添っていた。
その子は、英語の時間にはみんなと同じ教室にいたけれど、みんなと同じことはしていなかった。
でも、ローマ字を書いていた。ポケモンの映画のタイトルなど。『プラチナ』は『PURATINA』だった。ぼくもそうだったな。英語になったときは違和感を感じたものだ。
途中でその子が恐竜になったので、先生の目を盗んでぼくも恐竜になった。そうしたら、テンションを上げすぎてしまったらしく、顔に膝蹴りが直撃した。痛かった。
音楽は教室から脱走してしまい、プロレスのようになった。
でも、あれは音楽の先生のやり方にも問題があると感じた。古いタイプの先生。
融通が利きにくいのだ。
今日はひとりひとりを立たせて、歌を歌わせていた。さらに、それを聴いて、良いと思った子の名前を書かせる。
みんなとても小さい声やわざと音程の抑揚がない感じで歌っていた。それも当然かな、と思う。中には、そんな状況でも堂々と歌える子もいるだろうけれど、音楽が好きかどうかとそれは関係ない。ただ、度胸や立場があるかないかである。
給食はグラタンとパンとヨーグルト。
隣の席の子はクラスのリーダー格の子。ちゃんと話したのは初めてだった。毎日習い事があるらしく、ほとんど遊べていないようだった。
放課後はドラえもんの映画を見ながらうたた寝したり、ブロックで遊んだり、鉄棒の手伝いをしたりした。
今日は一つ、どうしたらいいか分からないことがあった。
ぼくと遊んでいた子が、臭いとみんなに言われていた。
確かに、臭いがする。
こういう時、どうすればいいだろうか。
『臭くないよ』というのではごまかしきれないし、嘘をつくことにもなる。周りの子どもは納得しない。そのような寛容さは低学年の児童には期待できない。
『臭いよ』というのでは、その子は傷つくだけ。自分で認識していないことなので、言われても納得できない。裏切られたとさえ思うはず。
この種の問題は、いじめのきっかの主要なものでもあるだろう。
自覚を持つということが、解決への一番の近道だけれど、それを意図的に促すというのは難しい。
今日はその子に言いがかりをつけて、けんかをふっかけてきた子を止めることしか出来なかった。
2008年11月5日水曜日
赤ちゃんと犬
アラームの音が気に入らなかったらしく、ぴぴろうは歌わなかった。
朝ごはんに食べるものがなかったので、こふきいもを作って食べた。
じゃがいもは大好きだけれど、少しわびしい。
それから、洗濯。
冬用の掛け布団のカバーも洗った。
これで、寒い夜から解放されるといいのだけど。
ぼくは寝相が悪いから、布団が暑いと剥いでしまう。
もしかしたら、余計寒くなるかもしれない。
ぴぴろうのケージの天井を取り外したら、ぴぴろうはすぐさま飛び出した。
今日は飛びたかったみたい。
最初はぼくの頭の上にいたけれど、そこからさらに飛んでカーテンレールまで飛んでいった。
元気だ。
ぼくは研究会の資料作りなどをした。
お腹が空いたので、昼食作り。
煮込みハンバーグを作った。
ハンバーグの種は昨日、実家からもらって帰ってきたもの。
かなり美味しくできた。
ぴぴろうがカーテンレールから下りられなくて、ずっとぴーぴー鳴いていた。
自分で下りてこないかな、と思ってしばらく様子を見ていたけど、無理だった。
鳥なのに高所恐怖症か。
しかたないので、捕まえて下ろしてやった。
ぴぴろうをケージに入れて、研究室へ。
資料の印刷など。
それから研究会。
今回は先輩の博士論文の構成にコメントをしたり、共同研究の打ち合わせなどをした。
路地に子どもの遊びを観察しにも行った。
しかし、遊んでいる子どもたちはほぼ皆無。
自転車で走り回っている集団がいただけだった。
やっぱり、最近は外では滅多に遊ばないのかな。
もっと遊んで欲しいけどな。
研究会の後、先輩のお宅に立ち寄る。
赤ちゃんと犬がいた。
赤ちゃんは巨大で、重たかった。
ぼくが抱くと、不安な顔で今にも泣き出しそうだったので、ぼくの方も不安な気持ちでいっぱいになった。
犬はすごく人懐っこくて、べろべろしてきた。
ぼくはされるがままだった。
こんなに舐めてくる犬は初めてだった。
その後、軽く飲み会。
食べ放題の店で、お好み焼きや、焼肉などをたくさん食べた。
食べ過ぎた。
2008年11月4日火曜日
それはほぼ自己満足だ
ぴぴろうの視線も心なしか冷たい。
朝御飯にわかめご飯、焼き鮭、味噌汁、ティラミスを食べた。
特にわかめご飯が美味しかった。わかめの粉、一人暮らし用にも買おうかな。
月一の通院のために、病院へ。連休明けだから混んでるかと思ったけれど、そんなことなかった。予定の時間に診察は終わった。体調は特に変わりなし。
それから、不登校の子の遊び相手をするために、中学校へ。
昇降口のところで、同級生が盛んにその子の名前を呼んでいた。『○○!○○!久しぶりだな!』
これは辛い。
なかなか分かりにくいことかもしれないけれど、こうやって呼ばれるのは不登校の子には嫌なこと。
声をかけている子は、フレンドリーな感じを出して、気を遣っているつもりかもしれないけれど、それはほぼ自己満足だ。
自分を追い出した雰囲気を作っておいて、その空気の絶対的な正義を信じていて、その価値観で良いとされることをされても、腹が立つだけ。何で、こちらが立場下ってことにされているの??
と思うことになる。
今日、不登校の子と同級生が接触するのを目の当たりにして、感じたことだ。
カウンセリング室では、ひたすらウノをやった。スヌーピーのぬいぐるみを入れて、3人で。一番強かったのは、スヌーピーだった。
それから、鳥や虫や魚の英名を和訳する問題を出された。しかも、漢字で答えなくちゃいけない。とても難しかったけど、勉強になった。ぼくの方が教えられているという、不思議な関係。
それから家に帰り、晩御飯にハンバーグを食べてから、荷物の整理。数日滞在していただけなのに、部屋は大分散らかってしまっていた。
ぴぴろうを連れて、一人暮らしのアパートへ。
電車の中で、ぴぴろうは少し鳴いたけれど、乗客の人たちは気付いていなかった。
駅からアパートまでの道で、次のおはなしの構想が少しずつ出来てきた。電車に乗る話。
アパートでは少し休憩してから、研究会の調査の設計をした。
2008年11月3日月曜日
無題
少しからだが痛い。
ぴぴろうと目が合った。
今日は、とにかく何も考えないで研究のことをやるつもりだった。
けれど、手も頭も起動せず。
一日がゆっくりと過ぎていった。
畳がぴったりと頬にくっつく感じ。
ぴぴろうをケージから出したけれど、自主的にケージの中に戻っていってしまった。
夕方くらいから、とにかく何かしようと思って、手始めに寝間着から着替えた。そして、パソコンを立ち上げると、いきなり指導教官からの叱責のメール。
出鼻をくじかれる。
しかし、これに対応することで、頭が動き出して、やるべきことにも着手できた。
のたのたとしながらも、研究会の調査の設計、調査票の推敲、調査関係者との連絡などをした。
ストーブが暖かい季節になっている。
ストーブがないこの部屋は寒い。
2008年11月1日土曜日
これまでありがとう
今日は実家に帰るために、家を空ける準備をした。
洗濯、洗い物、バラへの水遣り、ゴミの処理。
それから、日別のスケジュールを立てて、実家に持っていく物を検討した。
それらを旅行用バッグに詰めて、出発。
ぴぴろうはケージに入れたまま、大きい紙袋に入れて、上に風呂敷を被せて持っていく。
ぴぴろうも昔は移動のたびに騒いでしまって、電車の中でちゅんちゅん鳴いて困ったけれど、今は、少し大人になった。
今回の移動ではほぼ無口。
駅に弟が車で迎えに来てくれた。
半月ぶりの実家。なんだかんだで、よく帰ってきてる。
母と最近あったことの話をしたりしながら、休憩。
それから結婚披露のパーティーへ。
大学時代のサークルの友人が結婚した。
とても細くて、きれいな感じの人だったので、ドレスを着た姿も絵になってた。
ドレスにも、髪にも、テーブルにも、会話にも、花が咲いていた。
花が印象的なパーティー。
そういえば、新郎の鼻もけっこう印象的だった。
こういうパーティーでは、新郎と新婦の子どものころの写真をスライドで流すことが多い。
そして、子どものころの写真って、実はこういう時でもないと見ない。
いつも、結婚式に行くたびに思うのは、「へー、こんな子どもだったんだ」ということ。
結婚式にある、子ども時代。ちょっと不思議な感じ。
結婚する人は「これまでありがとう」ってどういう気持ちで言うんだろう。
過去は持って行っちゃうものなのか、それとも、置いていくものなのか。
お父さんお母さんに育てられた私は行きます、なのか、私は行くけど、こんなに楽しいことがあったね、なのか。
ぼくはこれまでたくさんの思い出を置いてきた。
置いてきたのは、ずっとそのままで残り続けて欲しいと思ったから。
未練がましい?