今日は小学校に行く日なので早起き。
ぼくがいつも付き添っている子は校庭の隅で水遊びをしていた。
花壇に水をどばどばと流している。
花壇に空いた穴に水が溜まり、そこから溢れ、広がっていく。
土の表面には落ち葉が腐りかけたものだとか、細かい粉がたくさんあって、水は土と粉の間を流れる。
その時、水には丸っこい形ができる。
そういえばそうだったな、と子どもの頃の水遊びを思い出した。
水は、粉が多いとぷるんぷるんの不思議な物体になるのだ。
きっと、水の表面に粉が付着することによって、表面張力が増すためだろう。
中休み、男の子達と鬼ごっこをして遊んでいたら、音楽が鳴り出して、持久走タイムがはじまった。
そういえば、去年もそうだった。この時期、小学校では持久走をする。
ぼくも走ったけれど、なかなか苦しいものだった。長距離は小学生の頃から大嫌い。
グラウンドのコースから外れて、六年生の男子が休憩していた。彼らにも、若さが足りていない。
国語の時間には「お笑い掲示板」というものを作っていた。
笑い話の本の要約をしている子が多かったが、『○○さんという人がいて、買い物に行ったお店で面白いことが起こります』などと書いてあるだけなので、面白さが伝わってこなかった。
それよりも、小学生ならではのだじゃれをひたすら列挙してある作品が面白かった。
『サメがさめた』とかがたくさん書かれている。状況を説明する絵も添えられている。
かわいさと楽しさが両立していて、思わず笑ってしまった。
昼休みには線の上だけを走る鬼ごっこなどをした。
放課後の学童保育(みたいなもの)のアルバイトでは、先週に続いて今日もまた、心に残る一言をもらった。
『あんたはね、優しすぎて、それがいいところでもあるんだけれど、カタチ(芯)が弱いのよ。私たちが束になったら、つぶれちゃうよ』
お気に入りの小説、「ぼくの小鳥ちゃん」(江國香織)で主人公がスズメに言われた言葉とほとんど一緒だ。
そんなことないよ、いざというときは強いんだよ。と言っておいたけれど、よく分かってるなとも思った。
三年生の子だ。
ぼくが三年生の頃には、誰か人のことをここまでちゃんと理解していなかったし、それをこんなに伝わる言葉にすることもできなかった。すごい言葉をもらってしまったと思った。
今日は絵の学校はサボった。
一度家に帰ってカレーを作って食べてから学校へ。
数時間、英語の勉強をした。
家に帰って、おはなしも一つ作った。
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