(登場人物)
マーリ:研究チームのメンバー。
アンニ:マーリの子ども。1歳半。
クリストファー:研究チームのメンバー。日本人に比べて目とまゆが近い。
マルケ:研究チームのボス。エレガントさがあると思う。
ペニー:研究チームのメンバー。イギリスから来たギリシャ人。
9時@ベッド-----
目が覚める。
今日は旅行に行く日だ。
研究チームのみんなとエストニアのタリン旅行。
楽しみにしていいのか悪いのかよく分からない自分の気持ち。
でも、とにかく行ったことのない場所に行くのはいいことだ。
準備をしよう。
10時半@スーパーの前-----
小雨が降っている。
ぼくはスーパーの前でマーリの車を待つ。
来た。
車の助手席には赤ちゃん。
ベビーシートが進行方向と逆向きにつけられているので、後部座席に座ったぼくとは向き合う形になる。
じっとぼくを見つめ、そして、はにかむ。
かわいいじゃないか。
11時@フェリー-----
タリンへはフェリーで向かう。
揺れるんじゃないかと心配したけれど、全然そんなことはなかった。
なんとも豪華な船。
余暇はこうでなくっちゃね。と言っているようだ。
船の中には広い売店もある。
ぼくのうちの近くのスーパーよりも断然大きい。
しかし商品のほとんどがお酒。
フィンランドの人はエストニアにお酒を買いに行くのだ。
酒税の率がフィンランドとエストニアではかなり違うらしく、お買い得らしい。
なので、フェリーのチケットには「ワインのボトル90本まで」のように持ち帰れるお酒の量が記されている。
ぼくはクリストファーにお酒の解説をしてもらった。
「これが人気あるんだ」
「これはベリーから出来ててとても美味しい」
とか。
フェリーには舞台まであり、ピエロが何か芸をやっていた。
14時@タリン港-----
雨が強い。
ぼくたちは傘をさしてホテルへと向かった。
歩いて15分くらい。
とても豪華な部屋だった。
キッチンはオール電化で最新式。
なのに暖炉がある。
そして、壁や梁は古い木材をおしゃれに配置したリノベーション型。
石の階段がおしゃれ。
14時半@エレファント-----
ぼくたちはアンナの薦めでインド料理のレストランに行った。
マルケがグアバラッシーを頼んだので、ぼくもマンゴーラッシーを頼んだ。
とてもおいしそうなラッシーが運ばれてきた。
ぼくとマルケは顔を見合わせてにんまりする。
その結果、他のメンバー全員がラッシーを追加注文。
旅の6人全員でラッシーを掲げ記念撮影をした。
18時@タリン旧市街-----
タリン旧市街はヨーロッパでもなかなか珍しい感じの古い建物が保存されている地域だ。
日本人のぼくにはまるで童話の世界に入り込んでしまったような感覚が与えられる。
教会や石造りの塔、煙突のある小さな家。
ただ歩き回っているだけでとても楽しい冒険の感じがある。
マトリョーシカを売る店や、伝統的な服を売る店などがあった。
でも、観光客向けなので高い。
19時@ショッピングモール-----
タリン旧市街を少し離れると近代的なショッピングモールがある。
ぼくたちはそこのスーパーで翌日の朝ごはんの買出しをした。
みんな、そんなに食べられるの!? というくらいぼんぼんショッピングカートに果物やパンやらデザートやらを詰め込む。
「あなたも欲しいものをどんどん入れなさい!」
ぼくは迫力に圧倒されてしまった。
19時半@ホテル-----
ろうそくに火を灯し、みんなでワインを飲んだ。
ゆっくりと雑談をする。
ペニーがパソコンでギリシャの写真を見せてくれた。
青い空が美しい、きれいな島。
フィンランド滞在中に是非訪れたいな。
0時半@ベッド-----
寝た。