(登場人物)
ライネ:研究所の大ボス。ぼくは初めてマルケからその名前を聞いたときに怖い人だという先入観を持った。
9時-----
冷たい雨が降っている。
今日は歩いて研究室へ行こう。
パンにクリームチーズを塗って食べる。
それからベリーなどのミックスジュース。
パッケージにはmulti vitaminと書いてあるから、栄養があるんだと思う。
栄養があるものは良いものだ。
9時半-----
研究室へ。
風が強い。
折り畳み傘を両手で支えて風の来る方向に向ける。
ああ、なんでこんな大変な目に遭わなければならないんだろう、と考えてしまう。
きっと、縮こまった姿勢がそう思わせたに違いない。
部屋にたどり着く。
温かさにほっとする。
今日もいつもと同じように過ぎる一日。
そんな予感がした。
フィンランド語の復習と予習をする。
11時半-----
食堂。
チキンナゲット。
マックのよりもグレードは落ちる。
12時半-----
フィンランド語の授業。
今日はフィンランドの歴史を重点的に学んだ。
あと、複数形。
14時-----
研究所のリーダー、ライネがぼくに話しがあるということでやってきた。
もしや、何か手続きに不備があって、ここにいることは出来なくなった、と言われるのだろうか!?
ぼくはどきどきしながらも、自信を持った態度が大事だと思って、堂々とすることを心がけた。
「ぼくはさっき、メッセージを受け取ってね……」
英語なので、油断をしていると大事なことを聞き逃してしまう。
集中する。
「ショッピングセンターの計画をするプロジェクトがあって、色々な専門家が集まって仕事をしているんだ」
「ええ、ショッピングセンター」
ぼくは何が何だかよく分からない。
「それで、インタビュー調査をするんだけれど、外国人の参加者が必要らしいんだ」
「はい」
少し分かってきた。
「どうかな?」
「いいですねー。でも、ぼく英語が苦手なので、どれくらい力になれるか分かりません」
「いや、いいんだよ。プロジェクトの他の人だって、同じように英語が苦手だから。それに、調査をするときは紙を持っていくから」
「分かりました。ぼくはそのプロジェクトに興味があります」
「良かった。じゃあ、メールアドレスを紙に書くから、メールしてみてくれ」
「はい、私はメールをするでしょう」
「サンキュー」
「ヨーウェルカッ」
ぼくはほっとした。
帰国宣告ではなかった。
でも、仕事を安請け合いしてしまったけれど、大丈夫かな。
すぐにパソコンを開いてメールを書いた。
「拝啓。ぼくは英語が苦手ですが、インタビューを手伝えるかもしれません。敬具」
もし、調査に参加できたら、きっと面白いな。
15時-----
紅茶を入れて休憩にする。
15時半-----
プレゼンの資料を作り始める。
プレゼンの内容は、「自己紹介」「日本の子どもの遊び場の歴史変化」「子どもの個別化の弊害」をちょっとずつまとめたものだ。
あと、研究モデルを○×の図で書いてみたら分かりやすかったので、採用することにした。
○○×××
○×○××
×○○××
はまあまあで、
○××○×
×○○××
×××○○
は良くない。
何となく、そんな感じがしない?
17時半-----
スーパーで買い物をしてから帰宅。
19時-----
晩御飯。
でっかいソーセージを2本炒めて、豪快に食べた。
ナイフで切る。
それを食べる。
美味しかった。
ユーリオと男の黒髪について語る。
ユーリオいわく、「おれたちはフィンランドの田舎の方にいったら珍しいからモテるはずだ。ヘルシンキはダメだ。外国人が多すぎる」
20時-----
ゲームなどをする。
22時-----
読書。
23時-----
シャワー。
読書。
熱中しすぎて夜更かししてしまう。
2時-----
寝た。