今日は早起きをした。
ぴぴろうは寝ぼすけなので、ぼくが起きた時はまだぼーっとしていた。
起きているけど、起きていない感じ。
鳥なのに。
ぼくが顔を洗ってから、また様子を見ると、今度はばたばた動き回っていた。
とにかく、何かしなくては、と思ってもがいてる感じ。
ぼくがご飯を食べてから、もう一度様子を見ると、ちゅんちゅん言いながら、飛び回っていた。
朝が来たようだ。
ぼくは今日ちょっと遠いK市に行ってきた。研究室の仕事で、聞き取り調査の手伝い。というか、横にいる役。
片道2時間半。
半分寝て、半分本を読んだ。
聞き取りの対象者は…
1 市役所グループ
なんだか、威圧的で怖かった。こちらに対して敵対心があるのかな。全員で腕を組んでいる様子と、質問に対する答える内容、表情などがそう思わせた。途中から来た人はちょっと若い人で、そういう組織感みたいなのがまだ薄くて、素直にあるがままを答えてくれた様子だった。聞き取りの終わりの方は、はじまりよりもいい関係になったかな。
2 長老
とても面白い人だった。絵も描くし、書も書くし、陸上でインターは出でているしで、すごい人。昔の遊びを教えてもらった。もっとお話を聞きたいと思った。
3 お腹が丸い人
最初は怖い人が出てきた、と思ったけど、いい人だった。とてもしっかりしたことを話しているのに、いまいちそれに自信を持っていない。そういう人は、いい人かもしくは…
Tシャツなどのプリントを仕事にしていて、それのやり方を熱心に教えてくれた。いささか熱心すぎるところもあった。しかし、いい人だったので、何か恩返しをしたいと思った。実際には何もしないのだけれど。
4 おじさん
スーツを着ていて、気合が入っていた。こちらもちゃんとしなくては、と気合が入る。しかし、そうでもなかった。途中で、ビールをみんなに配りだした。どうしても、飲みたかったみたい。この地域特産の枝豆が最初から皿に並べてあった時に気付くべきだった。みんなでビールを飲んだけれど、時間の関係で少ししかお相手できなかった。もしかしたら、ぼくたちが帰る姿を見つめる時、その胸に悲しみがあったかもしれない、ということを思うと、申し訳なくなる。
それぞれ、割と長い時間かかったので、帰りは遅くなってしまった。
晩ご飯はミネストローネとステーキを食べた。自分では肉を料理しないので、外食をするときはたんぱく質を積極的に採るようにしている。
帰ったら、ぴぴろうは鳴かなかったけど、ふくらんだ。
ぼくがいない間、弟もぴぴろうを可愛がっているらしい。ケージに指を入れたりして。
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