起きる。朝ごはんはパンとヨーグルト。
初めて買ったこっちのヨーグルトはもちっとしていて食べにくかった。
今日食べたのはふつうのやつ。
おいしい。
10時-----
研究室へ向かう。
初登校。
どんなところか全く想像が付かない。
白樺の街路樹の脇を歩きながら、ああ、行きたくないなあと思う。
緊張してたのだ。
目当ての建物に到着。
鍵がかかっているので、インターフォンで秘書の人にドアを開けてもらう。
さて。
鉄の重たいドアを開ける。
薄暗い廊下。
向こう側から笑顔の女性が歩いてくる。
「あなた、シロロウね?」
「イエス」
とても優しい雰囲気の女性がぼくを受け入れてくれた先生だった。
建物の案内と同時に関連する研究メンバーを紹介してもらう。
たくさんの人に挨拶したけれど、正直なところよく分からなかった。
頭がパンクしそう。
少しずつ覚えていこう。
みんなそれぞれ何かの専門家で、どうやら学生はいない様子。
ぼくが考えていた、日本の大学の研究室とはちょっと違うみたいだ。
先生の部屋に戻り、最新の研究のプレゼン資料を見せてもらう。
分かりやすくて面白かった。
11時-----
ランチへ。
学食のようなところに連れて行ってもらう。
クリスマスに食べるような骨付きのもも肉をカレーソースで煮込んだもの。
おいしかった。
付け合せはジャガイモ。
この学食はジャガイモ(もしくは米)とサラダが取り放題。
とてもうれしい。
12時-----
研究の打ち合わせを少しして、話し合い終了。
こちらで調査をするには行政の許可が必要になるみたい。
日本とはシステムが違うんだなあ。
14時-----
少し買い物をして帰宅。
何だか、とても疲れてしまった。
普通にしているだけでとても疲れるんだ。こっちの生活は。
言葉が全部英語だし、新しい部屋にもまだなれていない。
昼寝をした。
その後、日本と電話。
スーパーで買った飲み物。
顔が面白い。
30円くらい。
味は駄菓子屋で売ってるチューブに入ったカラフルな水みたい。
小さくて分かりにくいけど、リスを発見。
芝生にいる茶色いかたまり。
部屋の窓から撮った。
家の裏にある小屋。
子どもの遊び道具かな?
18時-----
昨日参加した研究会のパーティーに向かうために、バスに乗る。
ちょうどポーランドのルームメイト、アレクサンダーと一緒になった。
しかし、バスの降りる場所を間違えてしまい、長い距離を歩いた。
仕方がないので、海を撮った。
きれい。
しかも、そうまでしてたどり着いた場所は間違いだった。
とびらが固く閉ざされている。
ぼくは物悲しい気分になった。
間違えて行ってしまった場所がここ。
合気道の教室があるみたい。
19時半-----
なんとか正しい会場にたどり着く。
パーティーはまだ始まったばかりだった。
フィンランド料理。
生の魚、ポテトサラダ、キッシュ、パン……
正直に言うと、どれも苦手なものだった。
苦手なハーブの香りがどれにも付いている。
少しずつだけ食べた。
この会場で、ぼくは日本の研究者の人から、日本で働いていたフィンランド人を紹介してもらう。
日本語がとても上手。
なんだかうれしい。
一緒にワインを飲んだ。
22時-----
帰宅。シャワーを浴びる。
0時-----
寝た。