(登場人物)
マルケ:ぼくの先生。
レニー:マルケの子ども。10歳。おでこが丸い。
8時-----
起きる。
朝ごはんにバナナとパンを食べる。
9時半-----
研究室に行く。
いつもと違う。
「子どもがいる」
「ハイ」
その子はぼくに気が付いて、笑顔を向けてくれた。
マルケの子どもレニーだった。
「レニーは風邪を引いてしまったから、今日はここで面倒を見ることにしたの」
レニーはアイスホッケーの感じがするTシャツを着て、長い金髪を耳にかけている10歳の男の子だ。
きょろっとした青い目がかわいい。
「日本語でこんにちはは何と言うのかしら?」
「コンニチハです」
「!?!?……ハッハ、難しいわね!」
「コンニチハ、レニー」
「こんにちは」
レニーはとても上手に挨拶をしてくれた。
それからぼくはマルケと調査許可の取り方や季節のこと、対象地などについて打ち合わせをした。
打ち合わせの後は、ぼくもレニーも退屈な時間。
お互い、パソコンに向かってだらだらと何かをしている。
食堂に行く前にレニーにバイバイをしたら、手を振り返してくれた。
11時半-----
食堂。
肉の赤ワイン煮。
12時半-----
フィンランド語の授業。
14時-----
スーパーでミートパイを買って食べた。
100円くらいのパイ。
量は少ないけれど、なかなか美味しい。
でも、パイ生地がぼろぼろとこぼれてしまう。
そこにスズメがやってきた。
遠まきに、落ちたパイ生地を狙っている。
ぼくが目をそらして、「君たちの事は見ていなかったことにしよう」という顔をすると、ちょんちょんやってきて、慌ててパイ生地を広い、茂みの下に走っていく。
これだからスズメはかわいい。
ぼくはわざとパイ生地をたくさんこぼしてから立ち去った。
振り向くと、スズメの集団が地面をつついていた。
14時半-----
研究室に戻る。
あまり気が乗らないけれど、比較的読みやすい論文を読む。
17時-----
「さあ、週末にしましょう!」
「ぼくもそう思います!」
週末がやって来た!
20時-----
ぐうたらはかせアーチェックを描く。
0時半-----
パソコンでテトリスをやる。
やりすぎて手が腱鞘炎のようになる。
2時-----
寝た。